LR-2

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LR-2は、ビーチクラフト社(現レイセオン・エアクラフト社)製ビジネス機スーパーキングエア350を改造した陸上自衛隊の連絡偵察機。これまでのLR-1に変わって、1999年から順次入れ替えが進んでおり、2013年3月末時点の保有機数は7機[1]。愛称は「ハヤブサ」

本来700m程度の滑走路長が要るため、滑走路の短い明野飛行場(滑走路長500m)の場合は搭載物の重量と燃料搭載量を極限まで削らなければならない。そのため、明野に下りた場合は近くにある、より長い滑走路を持つ基地まで飛行した後、燃料を補給することとなる。

諸元・性能

  • 全幅:17.65m
  • 全高: 4.37m
  • 全長:14.22m
  • 重量: 4.1t
  • 最高速度:580km/h
  • 航続距離:1,800km
  • 実用上昇限度:10,668m
  • 最大離陸重量: 6,780kg
  • 製造:レイセオン社
  • エンジン出力:1,050SHP×2発
  • 乗員:2名
    • 乗員以外に8名の搭乗が可能

配備部隊

脚註

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外部リンク

関連項目

  • 平成25年度防衛白書 資料13 主要航空機の保有数・性能諸元