BS放送事業者一覧

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BS放送事業者一覧(ビーエスほうそうじぎょうしゃいちらん)とはBS放送を行っている衛星基幹放送事業者、あるいは過去にBS放送を行っていた放送事業者委託放送事業者の一覧である。

日本放送協会(NHK)は法定義では衛星基幹放送事業者に該当しないがここでは便宜上、衛星基幹放送事業者として扱うものとする。

2011年6月30日に改正放送法施行に伴い、BS放送(および東経110度CSデジタル放送)は特別衛星放送から衛星基幹放送に、それに係る放送事業者は委託放送事業者から衛星基幹放送事業者にそれぞれ移行した。

放送中の事業者

デジタル放送

デジタル放送は、開始当初から認定基幹放送(旧委託放送)方式が採られている。表中「チャンネル」はBSデジタルにおける放送チャンネルであり、通常は「BSデジタル○ch」と呼称する。地上波同様、物理送信チャンネルとは異なる。

リモコンキーID チャンネル 衛星基幹放送事業者 局名 放送開始 備考
テレビジョン放送 超短波放送
BSデジタル音声放送
独立データ放送
1 101,102[1]   700,701,707 日本放送協会 NHK BS1 2011年4月1日[2]  
3 103,104[3] NHK BSプレミアム
4 141,142,143 744(,745,746) BS日本 BS日テレ 2000年12月1日 日本テレビ系。
5 151,152,153 755(,753,756,757) ビーエス朝日 BS朝日 テレビ朝日系。
6 161,162,163 766,768 BS-TBS TBS系、旧社名:ビーエス・アイ(BS-i)。768chはGガイド専用放送。
7 171,172,173 777,778 BSジャパン テレビ東京系。
8 181,182,183 (780,781) ビーエスフジ BSフジ フジテレビ系。
9 191 791,792 WOWOW WOWOW プライム 2011年10月1日より「デジタルWOWOW」からチャンネル名を変更[4]
192 WOWOW ライブ[4] 2011年10月1日  
193 WOWOW シネマ[4]
10 200 800 スター・チャンネル スター・チャンネル1 2000年12月1日 2007年11月30日までは標準画質(SD、一部480p)の「スターチャンネルBS」として放送。2011年10月1日より、「スター・チャンネル ハイビジョン」からチャンネル名を変更[5]
201 スター・チャンネル2[5] 2011年10月1日 東経110度CSデジタル放送からの移行。
202 スター・チャンネル3[5]
11 211   日本BS放送 BS11 2007年12月1日 ビックカメラ
12 222 ワールド・ハイビジョン・チャンネル TwellV(トゥエルビ) 三井物産系。
  231,232,233 531 放送大学学園 放送大学 2011年10月1日 地上波におけるコールサインのアナウンスを除き、地上デジタル放送およびFMラジオ放送との完全サイマル放送である。
234   競馬・農林水産情報衛星通信機構 グリーンチャンネル
236 アニマックスブロードキャスト・ジャパン BSアニマックス 東経110度CSデジタル放送からの移行。
238 ビーエスFOX FOX bs238
241 840,841 スカパー・エンターテイメント BSスカパー! 東経110度CSデジタル放送「スカチャン804」の帯域を返上。
242   ジェイ・スポーツ J SPORTS 1[6] 東経110度CSデジタル放送からの移行。
243 J SPORTS 2[6]
244 J SPORTS 3[6] 2012年3月1日
245 J SPORTS 4[6]
251 釣りビジョン BS釣りビジョン
252 IMAGICAティーヴィ IMAGICA BS[7] 東経110度CSデジタル放送からの移行。
255 日本映画衛星放送 BS日本映画専門チャンネル
256 ブロードキャスト・サテライト・ディズニー ディズニー・チャンネル
258 Dlife 2012年3月17日
291 デジタル放送推進協会
地デジ難視対策衛星放送
NHK東京総合 2010年3月11日 各地上デジタルテレビジョン放送第1チャンネルのSD化映像・音声・字幕を再送信。
292 NHK東京 Eテレ
294 日本テレビ
295 テレビ朝日
296 TBSテレビ
297 テレビ東京
298 フジテレビ
  890 地デジ難視聴対策放送案内チャンネル  
910 ウェザーニューズ[8] ウェザーニュース(WNI・910) 2000年12月1日
929 デジタル放送推進協会 エンジニアリングサービス

放送を終了した事業者

※チャンネル、放送事業者名、局名は放送終了時点。

アナログ放送

放送開始から2007年10月31日までは放送法による国内放送を行っていた。

2007年11月1日から放送が終了した2011年7月24日まで、アナログ放送についても委託放送方式で送信されることとなった。

2011年6月30日の改正放送法施行に伴い、アナログ放送についても委託放送から認定基幹放送に移行したが、認定基幹放送としての放送は1ヶ月弱であった。

チャンネル 衛星基幹放送事業者
(旧委託放送事業者、放送事業者)
局名 放送開始 放送終了 備考
テレビジョン放送 PCM音声多重放送
BS-5ch   WOWOW 1991年4月1日[9] 2011年7月24日 デジタル191chとサイマル。
BS-5ch World Independent Networks Japan WINJ 1991年3月30日 2005年3月31日 旧:セント・ギガ→クラブ・コスモ。デジタル333chとサイマル。
BS-7ch    日本放送協会 NHK衛星第1テレビジョン 1989年6月1日[10] 2011年3月31日[2] 旧NHK BS1、デジタル101chとサイマル。
NHK BS1 2011年4月1日[2] 2011年7月24日 デジタル101chとサイマル。
BS-9ch  ハイビジョン推進協会 ハイビジョン試験放送 1991年11月25日 1994年11月24日  
日本放送協会・日本衛星放送日本テレビ放送網東京放送フジテレビジョン全国朝日放送テレビ東京朝日放送 ハイビジョン実用化試験放送 1994年11月25日 2000年11月30日
日本放送協会 NHKハイビジョン放送 2000年12月1日 2007年9月30日 NHK BShi、デジタル103chとサイマル。
BS-11ch  NHK衛星第2テレビジョン 1989年6月1日[11] 2011年3月31日[2] NHK BS2、デジタル102chとサイマル。
NHK BSプレミアム 2011年4月1日[2] 2011年7月24日 デジタル103chとサイマル。

デジタル放送

リモコンキーID チャンネル 衛星基幹放送事業者
(旧委託放送事業者)
局名 放送開始 放送終了 備考
テレビジョン放送 超短波放送
(BSデジタル音声放送)
独立データ放送
1 101     日本放送協会 NHK衛星第1テレビジョン 2000年12月1日 2011年3月31日[2] 旧NHK BS1、アナログBS-7chとサイマル。標準画質(SD)放送。
2 102 NHK衛星第2テレビジョン NHK BS2、アナログBS-11chとサイマル。標準画質(SD)放送。
3 103,104,105[12] NHKデジタル衛星ハイビジョン NHK BShi、2007年9月30日まではアナログBS-9chとサイマル。
    300,301 ビー・エス・コミュニケーションズ BSラジオNIKKEI 2006年3月31日 日経ラジオ社系。
316,317,318,319 ミュージックバード BS BIRD 2004年11月30日 エフエム東京系。
320,321,322,323 ジェイエフエヌ衛星放送 BS320,BS321,BS322,BS323 2005年11月30日 ジャパンエフエムネットワーク(JFNC)系。
333 633,636 World Independent Networks Japan WINJ 2006年10月31日[13] 旧:セント・ギガクラブ・コスモ。2005年3月31日までアナログBS-5ch(PCM音声多重放送)とサイマル。
444,445   BS日本 BS日テレラジオ 2005年9月30日 445は「衛星版ラジオ日本」(アール・エフ・ラジオ日本制作)。
455,456 ビーエス朝日 BSAラジオ JFNCと提携[14]
461,462 ビーエス・アイ BS-i RADIO TBSラジオ&コミュニケーションズ制作。
471,472 BSジャパン BSJ 471ch、BSJ 472ch
488 ビーエスフジ LFX488 2006年3月31日 ニッポン放送制作。
489 BSQR489 文化放送制作。
491,492 WOWOW WOWOW wave 2005年9月30日
  900,901 メガポート放送 2005年9月30日 角川書店毎日新聞系。
908 BS-TBS Gガイド専用放送 2011年7月31日 メガポート放送→日本BS放送から引き継いだチャンネル。テレビデジタル化で768chに一本化。
933,934,935 デジタル・キャスト・インターナショナル Digicas(デジキャス) 2006年3月31日 テレビ朝日・朝日新聞系。
940,944,945 日本データ放送 NDBデータ 2005年9月30日 日本テレビ・読売新聞系。
955 メディアサーブ BS955 2004年11月30日 東芝系。
963 日本メディアーク Tivi! 963 2005年11月30日 時事通信社共同通信社系。
997,998,999 日本BS放送 TV999 2007年9月30日 データ放送の帯域を返上、テレビジョン放送(BS11)に移行。

参考資料

脚注

テンプレート:Reflist

テンプレート:BSデジタル放送
  1. 102は通常放送では用いられず、臨時放送用に割り当てられている。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 日本放送協会の委託国内放送業務の廃止の認可及び日本放送協会の委託国内放送業務の認定 総務省 2010年12月8日
  3. 104は通常放送では用いられず、臨時放送用に割り当てられている。
  4. 4.0 4.1 4.2 テンプレート:PDFlink - WOWOW 2011年4月20日
  5. 5.0 5.1 5.2 スター・チャンネル 新たなステージへ 10月デジタル放送にて3チャンネルハイビジョン放送開始 - スター・チャンネル 2011年7月6日
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局 J SPORTS 10月1日、いよいよBSへ。BS進出時の新ブランド、商品プラン、編成内容が決定! - ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング 2011年7月14日
  7. 「洋画★シネフィル・イマジカ」が、2012年3月にBS放送スタート! 新チャンネル名『IMAGICA BS』 - 2011年7月14日 IMAGICA TV
  8. 2001年11月29日 - 2010年11月30日まではダブリュエックス二十四(ウェザーニューズの子会社)が委託放送事業者。
  9. サービス放送開始は1990年11月30日
  10. 試験放送開始は1984年5月12日
  11. 試験放送開始は1986年12月25日
  12. 104,105は通常放送では用いられず、臨時放送用に割り当てられていた。
  13. 2006年11月1日より放送休止、2007年11月14日委託放送事業者の認定取り消し。
  14. BS朝日、12月開局に向け記者会見を開催、BSディジタル・ラジオはJFNと番組制作で提携 - Tech-On! 2000年10月11日