BOOMER

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox お笑いコンビ BOOMERブーマー)は日本お笑いコンビである。三木プロダクション(元サワズカムパニー)所属。

メンバー

本名:河田 貴正神奈川県出身。ツッコミ担当。A型。強羅にある老舗旅館「早雲閣」[1]の長男。酒が全く飲めない。一旦語りだしたらなかなか止まらない。「要するに」を使い出すとエンジンが掛かり出した証拠で、この状態は「河田かかった」と呼ばれる。高校時代から父の影響で競馬ファンになり、競馬関連の番組、雑誌でも活躍。芸名の「貴一」は風間杜夫の杜夫と中井貴一の貴一で悩んで貴一を選んだ。
  • 伊勢 浩二いせ こうじ、1964年8月1日 - )
本名:木村 浩二広島県出身。ボケ担当。A型。ボキャブラでのブレイク前に妻と離婚。酒が好き。ものまねタレントとしても活躍。2004年(平成17年)公演のミュージカルスター誕生』に出演。共演した仲間由紀恵島谷ひとみに、タモリ大橋巨泉等のものまねを舞台袖で振られた。持ちネタとして「伊勢ダンス」がある。

経歴

  • 「時代錯誤」というアイドルグループのメンバーとして活躍。雑誌の付録のポスターにもなったという。その後、現・佐藤企画所属の佐藤あつしとの3人組「AKIKO」を経て、1992年(平成5年)4月から現在のメンバーで活動する、原宿の路上にてパフォーマンスをしていた時期があった。2006年(平成19年)6月「伊勢一座」を旗揚げする。
  • オーソドックスなコントが売りで、紙芝居を使ったコントなどを持ちネタとする。ブレイクのきっかけとなった『タモリのボキャブラ天国』では、爆笑問題と肩を並べるほどの実力で、彼らに続いて「2代目名人」まで上り詰めた。当時コントによってお互いボケとツッコミを入れ替えしていた。伊勢がセリフをよく噛むため、ボキャブラのオチはすべて河田が言っていた。ボキャブラでのキャッチフレーズは「遅れてきたルーキー」。
  • ブーマー・ウェルズにちなんだ野球のユニフォーム風の衣装がトレードマーク。40着以上あると言われている。背番号は河田が44(阪急-オリックス在籍時のブーマーにちなんで)、伊勢は33(江藤智にちなんで)が多い。
  • 2006年(平成19年)には、大河ドラマ功名が辻」で共に伝令役としてカメオ出演した。
  • 2006年(平成19年)4月~10月、パチンコ・パチスロTV!(現・パチンコ★パチスロTV!)の番組「ぬるパチ」にメインで出演。2人で軍資金1万円を分け合い、ぬるくパチンコを打ち、ロケ終了後居酒屋等で勝利を祝うという内容。時には負けてしまい、公園で駄菓子を食べる姿も見られた。
  • 現在はプリンプリンとのユニット『ブーマープリン』でのコントを舞台で行い、また、伊勢とうな加藤の『イセ&ウナ』のコンビで2008年(平成21年)、2009年(平成22年)のM-1グランプリに出場している。そして、河田、伊勢共に専門学校での講師も務めている。
  • 太田光(爆笑問題)は大島渚のモノマネをする際、「だからBOOMERダメなんだよ!」と言っている。また、太田は彼らの芸を「ショーパブ上がりなんで参考にしないでください」と酷評している。ただし爆笑問題の番組によくゲスト出演していて、仲が良いからこその発言である。
  • 有田哲平(くりぃむしちゅー)と堀内健(ネプチューン)は、伊勢が芸名であることを知らなかった。
  • 東京スポーツの連載コラム「一発屋の殿堂」(推薦人代表・宝泉薫)の第1回で取り上げられた(2008年(平成21年)11月11日9面)。

出演

テレビ

ラジオ

映画

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

  • ストリーク - BOOMERと同じく、野球のユニフォームを舞台衣裳としている。

外部リンク

  • BOOMER河田の そのまま! そのまま!(河田本人のブログ)