鳴海宿

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鳴海宿(なるみしゅく、なるみじゅく)は、東海道五十三次の40番目の宿場である。現在の愛知県名古屋市緑区にある。

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歌川広重『東海道五十三次・鳴海』

最寄り駅

史跡・みどころ

電柱に宿の史跡紹介があるので、それを読みながら歩くと宿の概要がわかる。

  • 丹下町常夜燈
1792年、宿の西の入口に設置された。
  • 平部町常夜燈
1806年、宿の東の入り口に設置された。
  • 鳴海は寺の多い街【鳴海寺詣り歌】わらべ唄
東海道の鳴海宿   寺銭用意しなされや   西よりはじまる寺参り
風呂敷かぶりの光明寺   花井小路の長翁寺   ちょっと入った東福院
お腹に仏の如意寺   出たり入ったり誓願寺   三猿がまえ圓道寺
縁の高いは円龍寺   まんまん曲がって万福寺   木林山を真っ二つ
右に構える浄泉寺   中島橋の三つ股を   左に行けば浄蓮寺
右にとれば善明寺   平部はずれの金剛寺   松原越えて四本木の
左に傾く神明社   右に行けば御諏訪社   中におさまる二殿様
越えて絞りの有松の   左に高い天満社   右にとれば桶狭間
信長公の奇襲戦   義元公の首塚に  その霊まつわる長福寺


  • 大高城址
桶狭間の戦いの前哨戦において、松平元康が兵糧入れをした城。江戸時代には廃城となっていたが、尾張藩は東の押さえとして重視し、万石級の家老を領主として置いた。
宮宿までの史跡・みどころ
  • 千句塚公園
  • 笠寺一里塚
名古屋市に現存する唯一の一里塚で、東側だけが残る。江戸から88里。
正式には笠覆寺。尾張四観音の1つ。

関連項目

隣の宿

東海道
池鯉鮒宿 - 鳴海宿 - 宮宿

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