駒川中野駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 駒川中野駅(こまがわなかのえき)は、大阪市東住吉区針中野1丁目にある大阪市営地下鉄谷町線。駅番号はT31。谷町線延伸工事期間中の仮称駅名は駒川駅(こまがわえき)だった。

駅構造

  • 島式1面2線の駅でホーム(幅8.4m)[1]の両端は緩やかにカーブしている。
  • 改札口コンコースは地上駅舎内(阪神高速道路の高架下)にあり、ホームは地下1階にある。
  • 地下鉄の路線としては珍しくホームが地下にあり改札口や駅舎が地上にある構造で、出入口からホームまでの距離が少なくなっている。
  • バリアフリー化により改札口付近にあるエレベータ・(上り)エスカレータで改札・コンコース(地上階)とホーム(地下1階)を直通で移動でき、車椅子利用者や高齢者にも便利になっている。
  • ホームの両端に列車が止まらないので、それほど視界が悪くならないが乗降客が多く安全のために、八尾南・大日方面共にホームにLCDモニターが設置されている。
  • 車両前・後ろ側から乗降の場合は電車とホームの間が空いているため、足元に注意が必要である。
  • 谷町線の他の駅と同様8両編成対応であるが、全列車が6両編成のため列車が停車しない両端には柵が設けられており、その箇所にある駅名板には駅番号が入っておらず点灯もしていない。
  • 売店[2]は地上改札口の外にあるため、誰でも気軽に利用できる。
  • 現在は1号出口(西側)しか使用しておらず、それ以外の出口(東側)と付近の階段(平野駅寄り)は封鎖されている。
  • 駅舎は2階建てだが2階の使用の詳細は不明である。

のりば

駒川中野駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Color谷町線 平野八尾南方面
2 テンプレート:Color谷町線 天王寺谷町四丁目東梅田大日方面

利用状況

  • 2012年11月13日に実施された調査の結果によると、乗車人員は8,231人、降車人員は7,815人で、両者を合わせた乗降人員は16,046人であった[3]。登記上東住吉区の駅では一番多い乗降人員である。
  • 谷町線全26駅中14位、他路線との乗り換えのない駅では全15駅中5位である。
  • 八尾南方面行きの列車は当駅から喜連瓜破駅間で降車する乗客が多い。そのため、当駅の夕ラッシュ時等はホーム(地下1階)から改札口(地上階)に直通するエスカレータ付近の車両(2・3号車)は特に混雑する。
年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 乗車人員(人/日) 降車人員(人/日) 乗降人員(人/日)
1990年(平成2年) 8,135 7,861 15,996
1995年(平成7年) 7,957 7,640 15,597
1998年(平成10年) 7,993 7,675 15,668
2007年(平成19年) 8,647 8,184 16,831
2008年(平成20年) 8,403 8,091 16,494
2009年(平成21年) 8,321 7,932 16,253
2010年(平成22年) 8,098 7,770 15,868
2011年(平成23年) 8,288 7,927 16,215
2012年(平成24年) 8,231 7,815 16,046

駅周辺

バス

大阪市営バス

歴史

南海平野線駒川町停留場中野停留場との中間に設置されたことから、駅名が駒川中野となった。

その他

  • 上下線共、駅構内の両端は緩やかなカーブの為、カーブ手前では警笛の吹鳴、駅進入前の信号は減速信号(50km/h以下)となっている。またカーブの為見通しが悪いのでカーブ手前には中継信号機が設置されている。
  • 距離があるが当駅から、約600m北側には近鉄南大阪線 今川駅・約600m南側には針中野駅がある。(針中野駅には回り道をしなければならないため、約800m移動しなければならない。)

隣の駅

大阪市営地下鉄
テンプレート:Color谷町線
田辺駅 (T30)- 駒川中野駅 (T31) - 平野駅 (T32)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

  1. 石本隆一『大阪の地下鉄 -創業期から現在までの全車両・全路線を詳細解説-』産調出版、1999年、ISBN4-88282-206-7、p.112
  2. 当初は「サブスタ」形態だったがその後閉店しその跡にファミリーマートの自販機が一時的に設置されていた。その後、やや離れたところに売店形式の店舗ができたことで撤去された。
  3. 路線別駅別乗降人員 2012年11月13日

関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox