阪神高速2号淀川左岸線

テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox road 阪神高速2号淀川左岸線（はんしんこうそく2ごうよどがわさがんせん、Route 2 Yodogawa-Sagan Line）は、大阪府大阪市此花区の阪神高速5号湾岸線 北港JCTから大阪府大阪市北区の豊崎出入口へ至る阪神高速道路の路線である。海老江JCT以東は建設中である。

路線名

大阪市道高速道路淀川左岸線

出入口など

• 出入口番号欄がテンプレート:Colorboxは道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄がテンプレート:Colorboxは施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
• 路線名の特記がないものは市道。

出入口番号	施設名	接続路線名	起点から (km)	備考
-	北港JCT	5号湾岸線	0.0
2-01	淀川左岸舞洲出入口	此花大橋		海老江方面出入口
2-02	ユニバーサルシティ出口		0.9	北港方面からの出口
2-03	島屋出入口	北港通		北港方面出入口
2-04	正蓮寺川出入口		2.8	海老江方面出入口
2-05	大開出入口		4.8	北港方面出入口
-	海老江北出口		5.6	2020年度開通予定
-	海老江JCT	3号神戸線		神戸方面接続
-	海老江北入口			2020年度開通予定
-	大淀出入口	あみだ池筋 国道176号（十三バイパス）	8.0
-	豊崎出入口	国道423号（新御堂筋）	10.0
淀川左岸線延伸部（検討中）

主なトンネル・橋梁

• 正蓮寺川トンネル（島屋出入口-海老江JCT間、3.6km）

歴史

• 1994年（平成6年）4月28日 : 北港JCT-島屋出入口間開通。
• 2001年（平成13年）2月26日 : ユニバーサルシティ出口開通。
• 2001年（平成13年）3月30日 : 島屋東入口開通。
• 2011年（平成23年）9月29日 : 工事中に正蓮寺川の水がトンネル内に流れ込む事故が発生。
• 2011年（平成23年）12月1日 : 島屋東入口廃止。
• 2013年（平成25年）2月21日 : 島屋出入口-海老江JCT間開通日時及びIC名称が発表（北港東→淀川左岸舞洲、正蓮寺川と大開は変更なし）。
• 2013年（平成25年）5月25日 : 島屋出入口-海老江JCT間開通。

車線・最高速度

区間	車線 上下線=上り線+下り線	最高速度
北港JCT-海老江JCT	4=2+2	50km/h </small>

交通量

平日24時間交通量（平成17年度道路交通センサス）

• 大阪市此花区島屋2丁目 : 16,062台

淀川左岸線延伸部

淀川左岸線延伸部として、大阪市北区豊崎地先から門真市薭島（ひえじま）地先（近畿自動車道・第二京阪道路 門真JCT）までの延長概ね10kmの自動車専用道路を建設する計画がある。これが建設されれば、既に開通している近畿自動車道・湾岸線、事業中の大和川線・淀川左岸線と共に、延長約60kmの大阪都市再生環状道路が形成され、大阪都心部の慢性的な渋滞の解消につながるとされている。淀川左岸線延伸部は、大阪門真線として地域高規格道路候補路線に指定されている。

この計画についてはパブリック・インボルブメント（住民参画）手法によって、以下の4案などが比較検討された。

A案

大半を都市計画道路用地を利用したトンネルにする案。

B案

A案と同じルートで、豊崎側の半分をトンネルに、薭島側の半分を高架にする案。

C案

大半を、用地補償を伴わない深さ40m以上の大深度地下空間を通るトンネルにし、路線距離を短縮する案。

D案

豊崎側は阪神高速12号守口線・森小路線を利用し、森小路出口以東をトンネル構造で延伸する案。

以上の4案を沿線住民の意見を参考にしつつ検討した結果として、淀川左岸線延伸部有識者委員会はA案とC案を優位としたうえで、トンネル構造を主体として極力大深度地下を活用するのが望ましいとする提言を2006年12月15日に出した。トンネルなら沿道環境への影響が少ないうえ、大深度地下なら用地補償が不要であり工事期間の短縮も図れるからである。また、沿線の利便性を高めるために中間（おおむね国道479号線（大阪内環状線）との交点付近）にインターチェンジを設けるよう努力すべきとしている。

2013年1月から環境影響評価の手続きが開始されている。

関連項目

• 阪神高速道路第二環状線
  • 路線番号2が計画されていた路線。しかし、一部分が事業化された（12号森小路線と17号西大阪線）だけで全体構想は頓挫した。
• ミッシングリンク (日本の高速道路)

外部リンク

• 阪神高速道路株式会社
• 淀川左岸線（阪神高速道路株式会社）（※音量注意）

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