長野県野沢北高等学校

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長野県野沢北高等学校(ながのけん のざわきたこうとうがっこう)は、長野県佐久市にある公立高等学校。通称「野北(のきた)」・「北高(きたこう)」。

概要

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校名と学生歌が刻まれた碑

2006年度より、普通科が6クラスから1クラス減の5クラスとなり、理数科1クラスと合わせて計6クラスで構成。当時の通常授業時間は65分間で、午前9時から授業が開始された。ただし木曜日はSHRがなく、午前8時45分から授業開始となる(なお2001年度まで登校日であった土曜もSHRはなく、午前8時45分から授業開始だった)。時間割はA週とB週で区別され、A週は月~金の5日間授業、B週は月~土の6日間授業となる。B週土曜は授業開始時刻は通常と同じで、3時間授業である。2013年度より55分間授業となり、時間割も大幅に変更された。


文化祭は「日輪祭」と称し、毎年6月下旬に行われている。4日間にわたって行われ、1日目には各種準備と前夜祭が行われる。2・3日目は1・2学年によるクラス店、3学年による模擬店、吹奏楽班・軽音楽班・音楽班などによる発表、地学班・理化班・生物班などの研究成果の展示、美術班・写真班による作品展示、また「青空ステージ」と呼ばれる生徒参加型の企画が行われる。4日目には合唱コンクールと後夜祭が行われる。合唱コンクール終了後に全校で、ベートーヴェン交響曲第9番ドイツ語による合唱が行われる。


クラブ活動は「班」をもって行われ、「班活」と呼ばれる。近年、進学を優先させるために班活動の時間を削減しているが、運動班はほとんどの班が県大会へ進出する実力を持つ。

高冷地に位置するためスピードスケートが盛んで、かつては高校総体で何度も上位入賞を果たしている。2008年度にはショートトラックの世界ジュニア選手権代表を輩出した。高校総体にも出場し、2種目で優勝と準優勝を達成した。

野球班は1974年第56回全国高等学校野球選手権大会に出場した。近年では2008年選手権長野大会ベスト8という戦績がある。

女子ハンドポール班は、ほぼ毎年北信越大会へ進出している。

陸上班は2007年度秋田わか杉国体少年男子A100m、2012年度高校総体女子走高跳に出場した。

学芸班では、将棋・囲碁班が毎年全国大会へ出場し、2008年には全国準優勝に輝いた。


長野県内の旧制中学系の多くの公立高校と同様に、新入生は入学直後に応援団から応援練習を受けるという伝統が続いている。


沿革

  • 1901年4月1日 - 長野県立上田中学校野沢分校として創立。
  • 1904年4月1日 - 長野県立野沢中学校として独立。
  • 1920年4月 - 長野県令38号により、長野県野沢中学校に改称。
  • 1948年4月 - 学制改革により、長野県野沢北高等学校となる。
  • 1950年4月1日 - 男女共学制となる。
  • 1960年10月1日 - 校歌制定。
  • 1974年8月 - 野球部が甲子園へ出場。(2回戦:0-9佐伯鶴城で敗退)
  • 1994年4月1日 - 理数科を設置。
  • 2001年10月 - 創立百周年記念式典挙行。
  • 2002年4月~ - 3学期制を前後期制に改める。
  • 2007年4月~ - 再び3学期制に移行。土曜公開授業開始。

教育目標

  • 教養を高め、知性を磨き、心身を鍛え、平和な世界を希求し、社会の有為な形成者となる資質を培う

出身者

政界

官界

学界

財界

軍人・自衛官

文化・芸術

スポーツ

校章

桜花と光芒の組み合わせ。

本居宣長の「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山ざくら花」の歌から取られたものである。

校歌・応援歌

最寄駅等

関連項目

外部リンク