長野県伊那弥生ヶ丘高等学校

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長野県伊那弥生ヶ丘高等学校(ながのけんいなやよいがおかこうとうがっこう)は、長野県伊那市西町にある公立高等学校である。通称「弥生(やよい)」。かつての伊那高等女学校であるため、同窓会は女性が中心である。

「弥生ヶ丘」という校名は、敷地内を工事していた際、弥生土器が発見されたことに由来する。文化祭は「弥生祭」と称する。

特徴

高等女学校の流れを汲むこともあり、母子2代、祖母・母・孫の3代での入学者も多い。女子校時代の出身者の中には元タカラジェンヌやミス・インターナショナル長野県代表者もいる。

伊那高等女学校時代には、大韓民国金大中元大統領の亡き先妻・車容愛(テンプレート:Llang)が日本名で在学していたことがある。戦時中だったこともあり、その事実はほとんど知られていなかったが、1998年頃に地元の新聞に取り上げられて話題になった。

卒業生の進学先は、地元の信州大学の他、国公立・私立ともにその多くは首都圏中京圏近畿地方など県外へ進学する。

男子ソフトボール部、器楽部、などが、全国大会の常連校であった。

男女共学になってから校歌が新しくなり、中田喜直作曲の三拍子の校歌となった。作詞は宮澤章二

沿革

  • 1911年 - 長野県伊那町立伊那実科女学校として開校。
  • 1920年 - 上伊那郡に移管され、上伊那郡立伊那高等女学校となる。
  • 1922年 - 長野県に移管され、長野県伊那高等女学校となる。
  • 1948年 - 学制改革により、長野県伊那南高等学校となる。
  • 1949年 - 長野県伊那東高等学校を統合し、現在の校名となる。
  • 1977年 - 男女共学を実施。新校歌制定。

出身者

最寄駅

関連項目

外部リンク