週刊フジテレビ批評

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組週刊フジテレビ批評』(しゅうかんフジテレビひひょう)は、1992年4月17日から2009年9月26日までフジテレビにて放送されていた自己検証番組・自己批評番組2008年3月15日の放送で放送800回を達成した。略称は「フジ批評」など。

概要

民放初の自己検証番組として放送開始。第1回の放送では、当時の社長・日枝久視聴者に向けて「テレビが一方的に視聴者に語るだけでなく、視聴者とテレビ局がお互いに語り合いながら番組作りを進めることが、よい番組を作り、放送文化の向上につながる」と番組の趣旨を語りかけた[1]

自己検証番組・自己批評番組のなかではもっとも放送時間が長く(月120-150分)、放送回数も多い。

関東ローカルの番組であるが、仙台放送(OX)の自己検証・自己批評番組である『月刊チャンネル寸評』においても「Today's Theme」が2週遅れで放送されている。

開始当初は金曜日の早朝だったが、末期は毎週土曜日5:30-6:00に放送。同じ在京キー局日本テレビで放送されている自己検証・自己批評番組の『あなたと日テレ』とは異なり、番組中は全くCMが放送されない。

2009年10月3日から、『めざにゅ〜』と統合し放送時間を5:00-6:00の60分に拡大した『新・週刊フジテレビ批評』となった。

歴代司会者

「週刊フジテレビ批評」歴代司会者一覧
期間 男性 女性
1992年4月17日1993年9月24日 (不在)
1993年10月1日1996年3月30日 奥寺健 平松あゆみ
1996年4月6日1997年4月26日 高木広子
1997年5月3日1999年10月30日 木幡美子
1999年11月6日2000年11月25日 山中秀樹
2000年12月2日2001年3月31日 大坪千夏
2001年4月7日2002年9月28日 福井謙二 武田祐子
2002年10月5日2009年9月26日 向坂樹興
備考
  • 番組開始当初は全編VTR構成によりスタジオ司会者は設けず。目玉マークに手足が生えたCGキャラクターが登場していたが、お辞儀をするときに目玉が中央から真っ二つに折れるという姿だった。声は川端健嗣が担当した。
  • 末期の司会者の武田は『新・週刊フジテレビ批評』も続投。また初代男性司会者の奥寺も『新・週刊フジテレビ批評』の司会を担当。

放送時間

  • 毎週土曜日5:30 - 6:00(放送終了時)

主なコーナー

YOUR VOICE

ひとことカメラ
Today's Themeに関連したテーマで質問した街頭インタビューVTRを放送する。時々コーナーが休止されることがある。
視聴者の手紙・e-mailによる批評
番組の肝といえるコーナー。視聴者が番組に寄せた、フジテレビの番組への批評・意見やテレビ界・マスコミへの批評・提言を紹介する。採用者には記念品が贈呈される。
ときおり、フジテレビ広報部長が出演し、批評・質問に回答することがある。広報部長が出演しない場合、司会が担当者の回答を代読することがある。

TV's Eye

テレビ界・マスコミでのシンポジウムや、BPO(放送倫理・番組向上機構)BRC(放送と人権等権利に関する委員会)からの発表、フジテレビのイベント、番組改編のあらましなどひとつのテーマにしぼって伝える。

月1回、フジテレビ放送番組審議会の審議内容をVTRで放送する。主な意見について、審議会委員自身の発言が視聴できる。フジテレビのWEBサイトで見られる放送番組審議会報告では発言した委員の名前が明らかにされていない。

時々、コーナーが休止されることがある。

Today's Theme

毎回登場する各界の著名人ゲストが、意見を主張しテレビ界へ提言を行うゲスト対談コーナー。ゲストの「テレビ観」「メディア観」についても触れる。このコーナーのみ月に1回のみであるが仙台放送でも時差ネットされている。

特大号

不定期で放送時間を60分に拡大することがある。

最近は「テレビSOS」「伝えておきたいテレビの事!」と題し、フジテレビの歴代番組から制作者・出演者の苦闘と番組の先進的な特徴・工夫・技術について伝えている。

特別号

通常の放送時間以外で、特別号として放送されることがある。

海外のテレビ事情など、テレビ・メディアに関連したワンテーマに焦点をあてて放送する。

特別企画

8月および、年末年始の放送は、スタジオを飛び出して屋外ロケーション収録で放送することがある。この場合、全時間がToday's Theme的な内容になる。

年末の放送では、1年間に登場した著名人ゲストのテレビへの提言をまとめた総集編を放送する。

その他

脚注

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関連項目

  • こちらフジテレビ「民放初の自己検証番組として平成4年からスタートし、放送800回を迎える『週刊フジテレビ批評』」