貴賓室

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貴賓室のある宇治山田駅

貴賓室(きひんしつ)とは、一般には身分の高い人の部屋を指す。

日本では天皇皇室が利用する部屋として、全国の鉄道駅などに設置された。代表的なのは山陰本線二条駅や、桜井線畝傍駅のものである。

通常は一般利用者と隔離するため、改札がなく、そのまま列車に乗り込む事ができる。また戦前に一時期は元老なども利用した事がある。

なお、羽田空港成田空港など主要な空港や、野球場両国国技館などの施設には、同様に皇族や閣僚、外国の元首など賓客を対象にした貴賓室(VIPルーム)がある。

現存する駅

日本

  • 東京駅(東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道)
  • 川湯温泉駅(北海道旅客鉄道)御料地があった。
  • 大宮駅(東日本旅客鉄道・東武鉄道)
  • 原宿駅(東日本旅客鉄道)
  • 那須塩原駅(東日本旅客鉄道)
  • 黒磯駅(東日本旅客鉄道)
  • 伊豆急下田駅(伊豆急行)
    • 須崎御用邸への来訪時に使用される。
  • 名古屋駅(東海旅客鉄道)[1]
    • 1993年まで存在した旧駅舎では、中央通路の桜通口側の突き当たりがシャッターになっており、シャッターが開くと貴賓廊下があった。貴賓廊下には赤絨毯が敷かれ廊下は少し下りになっており貴賓階段から貴賓玄関までつながっていた。その貴賓廊下の左側に200m²ほどの貴賓室があった。
  • 近鉄名古屋駅(近畿日本鉄道)
  • 宇治山田駅(近畿日本鉄道)

過去に存在した駅

出典

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  1. 1.0 1.1 首相動静 - 1月4日 asahi.com(2010年1月4日付). 2010年1月24日閲覧