膀胱結石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

膀胱結石(ぼうこうけっせき)とは、膀胱状の硬い結晶ができる病気、もしくはその石のこと。

結石が出来る仕組みはまだよくわかっていない。ヒトの場合多くは蓚酸カルシウム水和物(CaC2O4H2OもしくはCaC2O4・2H2O )による結石だが、イヌネコなどの動物ではストルバイト結石(燐酸アンモニウムマグネシウム)など他の化合物の結晶であることも多く、鑑別を要する。他に尿酸アンモニウム結石などもある。

結石の多くはX線撮影により発見できるが、種類によっては写らないものもあるため、尿検査や超音波検査、CT検査なども用いられる。

膀胱結石の治療

治療は、石の性状などにより異なる。

  • 体外衝撃波結石破砕術(ESWL) - 体外から衝撃波を当てて結石を砕く方法
  • 内視鏡手術
  • 開腹手術

関連項目

テンプレート:腎泌尿器疾患