群馬県道17号前橋停車場線

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テンプレート:Ja Pref Route Sign 群馬県道17号前橋停車場線(ぐんまけんどう17ごう まえばしていしゃじょうせん)は、群馬県前橋市表町のJR前橋駅前から同市本町を結ぶ県道主要地方道)である。通称、けやき通り。

概要

全長わずか500mほどの短い路線であるが、全線6車線で整備されており、道に沿って植樹されたケヤキは、前橋駅前から群馬県庁前まで続く並木の一部となっている。

ケヤキ並木は1950年昭和25年)に戦災復興事業の一環として植樹されたもので、前橋市のシンボルとなっている。一方で1980年代の一時期、おびただしいムクドリのねぐらとなって糞害を起こし、物議を醸したこともある。

沿道はオフィスビルが建ち並び、企業の支店等が多く入居するメインストリートであったが、前橋市全域の市街地空洞化と、過度のモータリゼーション進行に伴う駐車場不足により沿道から撤退した企業も多く、衰退が著しいのが現状である。

ファイル:前橋駅前の欅並木 冬.jpg
前橋駅前からケヤキ並木を望む
  • 起点:前橋停車場(前橋駅前交差点)
  • 終点:前橋市本町2(本町2丁目交差点)

歴史

  • 1920年4月1日 前橋市堅町(たつまち 現・前橋市千代田町)原標-前橋停車場間を「前橋停車場線」として群馬県道指定[1]
  • 1954年8月10日 同日、群馬県告示第383号「県道路線廃止に関する告示」により従前路線を廃止、区間短縮・起終点変更で前橋停車場-前橋市本町間を新たに県道指定[2]。名称は従前を踏襲。

交差する主な道路

関連項目

注釈

  1. 大正9年群馬県告示第89号
  2. 昭和29年群馬県告示第382号「県道路線認定に関する告示」