紀元前385年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Yearbox 紀元前385年は、ローマ暦の年である。当時は、「カピトリヌス、コルネリウス、カピトリヌス、パピリウス、カピトリヌス、フィデナスが護民官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元369年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前385年と表記されるのが一般的となった。
できごと
ギリシア
- フェライのイアソン (Jason of Pherae) が、テッサリアの僭主となった。
- シュラクサイのディオニュシオス1世が、エピロス王アルケタス1世の復位を画策した。
- バルデュリス (Bardyllis) が、イリュリアとダルダニ人 (Dardani) の王となり、ダルダニア王国バルデュリス朝を開いた。
教育
- プラトンが、数学、天文学、その他の科学を、哲学とともに教えるアカデメイアを開いた。アカデメイアは、アッティケーの英雄アカデモス (Akademos) に捧げられたものであった。その経費はすべて篤志家が負担しており、生徒は学費などを何も支払わなかった。