福岡県道30号飯塚福間線

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テンプレート:Infobox road 福岡県道30号飯塚福間線(ふくおかけんどう30ごう いいづかふくません)は、福岡県飯塚市川島と同県福津市を結ぶ主要地方道県道)である。

概要

飯塚市川島を起点とし宮若市を経由し福津市を結ぶ(飯塚市内の川島 - 幸袋間は未供用)。筑豊地区と宗像地区を結ぶ県主要道のうちの1つである。宮若市で九州自動車道若宮インターチェンジと接近しており、若宮インターチェンジと飯塚市を結ぶルートとなっている。

全線に渡り2車線であるが、飯塚市内の一部は4車線化(片側2車線)されている。川島 - 幸袋間が開通した際には国道200号バイパスと当県道が直結される[1]

宮若市と福津市の境にある見坂峠は2車線ではあるが急勾配・急カーブが連続し、冬季などには交通規制がかかる場合もあり、難所となっている。そのためこの区間には見坂トンネル(2240m)の建設が進められている[2]。福津市側では一部路線を変更して国道495号と接続することが検討されている。

路線データ

  • 総延長:28.4km
  • 起点:福岡県飯塚市
  • 終点:福岡県福津市

地理

通過する自治体

  • 福岡県
    • 飯塚市 - 宮若市 - 福津市

主な接続道路

沿線

飯塚市

飯塚市幸袋の国道200号(旧道)から北西に分岐する。陸上自衛隊飯塚駐屯地の西側を過ぎ、山を越えて宮若市に入る。

宮若市

宮若市に入り右にカーブして北に向きを変え、脇野橋交差点で左折し再び北西に向きを変える。6kmほど北西に進み、市内福丸(若宮役場前交差点)で県道21号線と接続する。

若宮役場前交差点で左折し県道21号と重複区間に入り、300mほど先の福丸橋交差点で右折して県道21号と分かれ、山口川に沿って北西に進む。その先の沼口交差点を右折し県道9号線を300mほど進むと若宮インターチェンジに至る。

九州自動車道の下をくぐり左にカーブして西に向きを変え、引き続き山口川と九州道に並行して市域の北西端を進む。追い出し猫伝説のある猫塚公園を過ぎ、福津市に入る。

福津市

福津市に入るとしばらく急カーブが連続する。山を下り住宅地の中を過ぎ、国道3号と交差し、北西に向きを変えて鹿児島本線の上を越え、福津市の中心部に入る。福津市役所福間庁舎前交差点で左折して南西に進み、福間駅と駅前商店街を抜け、県道97号線と接続して終点となる。

周辺施設

脚注

  1. 都市計画道路 鯰田中線(県道 飯塚福間線)
  2. 主要地方道飯塚福間線 - 福岡県

関連項目

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