石川県立金沢泉丘高等学校

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石川県立金沢泉丘高等学校(いしかわけんりつ かなざわいずみがおかこうとうがっこう)は、石川県金沢市泉野出町三丁目に所在する公立高等学校文部科学省によりスーパーサイエンスハイスクールに指定されている。

概要

県内で唯一通信制を設置している。校舎は金沢市の中心部から程近い、閑静な住宅街の中にある。例年、東京大学京都大学、また地元金沢大学などに、他の県内の高校と比較して多数の生徒が合格する。また、国際地学オリンピック、全国高校化学グランプリ、物理チャレンジ、生物学オリンピック等の理科系の大会で受賞者がある。

学科

全日制
通信制
  • 普通科
    • 定員:200名
  • 衛生看護科
    • 定員:40名(石川県立総合看護専門学校准看護学科入学者のみ出願可能)

沿革

年表

  • 1893年 - 石川県尋常中学校として設立。
  • 1898年 - 石川県第一尋常中学校に改称[1]
  • 1907年 - 金沢第一中学校に改称。
  • 1948年 - 学制改革により金沢第一高等学校となる(男子校)。
  • 1949年 - 金沢泉丘高等学校に改称、男女共学となり現在に至る。

部活動

テンプレート:節stub 『文武両道』の校風に従い部活動は盛んである。スポーツ推薦などは行っていないが、スポーツが盛んな一面もあり、県大会では上位に食い込む部活動が多数存在する。2009年現在で44の部・同好会がある。

運動部

  • 野球 - 旧制金沢一中時代を含め4回甲子園出場。県大会では全校を挙げて(補習も中止にして)応援に駆けつける。
  • 相撲 - 高校相撲金沢大会(石川県相撲連盟主催)に第1回から連続出場。部員がいないので柔道部などから借り集めて参加する。恒例として、新入生は全員、同大会の応援にかけつけることが義務付けられている。
  • テニス - 2009年度石川県高校総体で3位入賞北信越出場を果たす。
  • 陸上 - 2011年度石川県高校総体で男子総合3位(トラックの部3位)、個人でも多数が優勝、上位入賞している。同年度北信越高校総体では数名が上位入賞(男子トラックの部8位)、全国総体に出場している(一種目で決勝進出)。
  • 水泳
  • バレーボール(男・女)
  • バスケットボール(男・女)
  • ハンドボール - 2009年度石川県高校総体で男子が優勝しインターハイ出場を果たす。
  • サッカー
  • ソフトテニス
  • 卓球
  • バドミントン
  • 柔道
  • 剣道
  • スキー
  • 登山
  • 弓道 - 2011年度石川県高校総体で男子団体が優勝、全国総体出場を果たす。

文化部

  • 囲碁将棋 - 人数は少ないが、全国大会の常連である。
  • 新聞 - 2008年度に全国高校新聞コンクールで文部科学大臣賞を受賞した。
  • ESS(English Speaking Society)- 県大会で優秀な成績を残したり全国大会に何度も出場している。
  • 吹奏楽
  • 映画研究
  • 文芸
  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 書道
  • 美術
  • 合唱
  • 茶道
  • 写真
  • 演劇
  • 放送
  • かるた
  • 応援
  • JRC
  • アドバンスト数学
  • コンピューター

同好会

  • 鉄道研究
  • クッキング
  • アニメマンガ
  • クイズ研究

委員会

テンプレート:節stub 2008年で9の委員会がある

  • 総務
  • 文化
  • 体育
  • 保健
  • 公安
  • 応援
  • 図書
  • 美化
  • 放送

アクセス

JR北陸本線 金沢駅より、北陸鉄道バスで「光が丘」「額住宅」「円光寺」「金沢工業大学(32系統)」行きのいずれかに乗車、「泉丘高校前」で下車すぐ

著名な出身者

同窓会組織は金沢一中と連続していて「一泉同窓会」と称している。 また、当高校に在学し、全国規模で活躍した生徒・団体を対象に模範生徒等表彰事業を実施している。


脚注

  1. 『官報』第4582号、明治31年10月6日。

関連項目

外部リンク

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