知的財産学部

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知的財産学部(ちてきざいさんがくぶ、Faculty of Intellectual Property)とは、特許権、商標権、意匠権、著作権といった知的財産について専門的に学ぶ学部のことである。Intellectualは知力を、Propertyは所有する財産を意味する。

初めて大学で知的財産専門学科を設置したのは、大阪工業大学で、大阪市内にある大宮キャンパスに設置されている。

大阪工業大学の講義内容を例に説明すると、知的財産関連法規、実務英語、経営学、経済学、科学技術や企業知的財産実務などを扱い、その中でも企業知的財産実務に特に力を入れている学部である。同大学には工学部が設置されていて、それら工学系の学科との連携が模索される。卒業後の進路としては、企業の知的財産・特許部門の専門スタッフ、公務員、さらには人材不足が深刻な弁理士の資格を取得して、法律・特許事務所などでの活躍も期待されている。また、基礎教育科目の人文社会・語学・健康体育科の教員も知的財産学部に所属している。

知的財産学部に類する学科を持つ大学

知的財産研究科に類する専攻を持つ大学院

関連項目

外部リンク