知内温泉
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知内温泉(しりうちおんせん)は、北海道上磯郡知内町字湯ノ里にある温泉。北海道最古の歴史を持つ温泉地である。
泉質
効能
※注 効能はその効果を万人に保証するわけではない。特に癌に対する効能は医学的に証明された効果ではない。
温泉地
日本秘湯を守る会にも属する一軒宿の「知内温泉旅館・ユートピア和楽園」があり、日帰り入浴も扱っている。
特に火傷や胃腸病への効能の高さから湯治場として栄え、現在でも湯治場として多くの人達が訪れる。館内には「上の湯」「下の湯」と名付けられた男女別の内湯2ヶ所と、素朴な混浴露天風呂がある。
また、別の場所には野湯的な露天風呂(通称:展望台の湯、営林署の湯)も存在する。
歴史
開湯は1247年である。源頼家の家臣荒木大学が金山探索を行った際に発見したとされる。但し以前からアイヌの人々が利用していたとも言われる。
1624年には松前藩によって湯治場として整備され、歴代の松前藩主が湯治に訪れた。2011年現在の当主は16代目。
アクセス
- 道路:函館茂辺地道路北斗茂辺地ICより、国道228号・北海道道812号館町福島線で約30km。