白い巨塔 (1990年のテレビドラマ)

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テンプレート:Pathnav白い巨塔』(しろいきょとう)は、1990年4月2日4月3日に放映。全2回。

概要

山崎豊子の小説『白い巨塔』の映像化作品でテレビ朝日版としては24年ぶりのリメイクされた作品。再放送は1991年に新春特別企画で関東ローカルで再放送されただけで、現在横浜市にある放送ライブラリーで視聴が可能である。

キャスト

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スタッフ

原作、1978年版との主な相違点

  • 原作に登場する東教授夫人・政子、里見の兄・清一、病院長で大阪市議会議員の鍋島貫治、国平弁護士、佐々木庸平の弟・信平、近畿がんセンター病理室長の都留利夫、早期患者の山田うめ、野田薬局の一人娘・野田華子は本作には登場しない。また、財前の子供も一人息子の設定となっている。
  • 原作では財前の海外出張先はドイツになっているが、本作ではアメリカに変更されている。
  • 里見が浪速大学退職後、近畿がんセンターに再就職できた理由は、原作では「大河内教授の尽力」となっているが、本作では「東前教授の尽力」に変更されている。
  • 原作では里見と三知代との間の子供は男の子となっているが、本作では女の子に変更されている。
  • 原作では実在の「金沢大学」・「東北大学」・「千葉大学」となっているが、本作では架空の「能登大学」・「睦大学」・「房総大学」に変更されている。
  • 東教授が財前の手術の執刀をする場面で、癌転移を見つけた時の病状が原作及び1978年版では肝転移による手遅れとなっているが、本作では、墳門部への転移と腹膜播腫による転移に変更されている。

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