熊野尾鷲道路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年3月30日 (日) 13:14時点における124.215.133.90 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox road

熊野尾鷲道路(くまのおわせどうろ、KUMANO-OWASE ROAD)は、三重県尾鷲市南浦の尾鷲南ICから、同県熊野市大泊町の熊野大泊ICへ至る延長18.6km自動車専用道路である。近畿自動車道紀勢線に並行する国道42号自動車専用道路として整備される。

ここでは、三重県尾鷲市坂場西町の尾鷲北ICから同県尾鷲市南浦の尾鷲南ICへ至る延長5.4kmの自動車専用道路である熊野尾鷲道路(II期)についても記述する。

概要

尾鷲市と熊野市を結ぶ国道42号と国道311号は雨の多い山間部を通り、土砂災害が発生しやすい構造であるため雨量規制区間が設けられている。大雨などにより通行規制や道路決壊が発生しその度に長時間交通が寸断され、物流救急搬送に影響を及ぼしてきた。このため、高規格幹線道路として設計されている当道路は異常気象時や災害時などの代替路線として期待されている。

2008年4月20日に尾鷲南IC-三木里ICが開通。伊勢神宮式年遷宮に間に合わせる形で、2013年9月29日に三木里IC-熊野大泊IC間が開通[1]賀田ICについては開通時には尾鷲方面出入口のみのハーフインターチェンジとして供用を開始したが、2014年3月30日に熊野方面出入口も供用開始した[2]。尾鷲南IC-熊野大泊IC間の開通により、国道42号の矢ノ川峠と佐田坂を回避できるようになり、尾鷲市と熊野市間のアクセスが向上した[1]。 なお、2012年度には尾鷲北IC-尾鷲南IC間(熊野尾鷲道路(II期))が事業化された[3][4]。設計速度は80km/hであるが暫定2車線であるため70km/h以下に制限されている。

路線データ

熊野尾鷲道路

  • 起点 : 三重県尾鷲市南浦
  • 終点 : 三重県熊野市大泊町
  • 総延長 : 18.6km
  • 規格 : 第1種第3級
  • 設計速度 : 80km/h(制限速度 70km/h)
  • 車線数 : 4車線(暫定2車線)

熊野尾鷲道路(II期)

  • 起点 : 三重県尾鷲市坂場西町
  • 終点 : 三重県尾鷲市南浦
  • 総延長 : 5.4km

三木里インター線

国道311号から三木里ICへのアクセス道路である三重県道159号三木里インター線の整備が搬入土砂問題で2008年の三木里ICの開通に間に合わなかったため、未開通区間を迂回する林道を片側交互通行により暫定的に使用することになり、当初は熊野尾鷲道路開通の効果があまり出ていなかった。

三木里IC開通から約4年8ヵ月遅れの2012年12月に三木里インター線が全線供用を開始し[5]、これに伴い三木里インター線が雨量規制区間[6]から除外され、尾鷲市街から三木里地区まで雨量規制区間を通る事なく行き来する事が可能となった[7]テンプレート:Main2

歴史

  • 1996年(平成8年) : 熊野尾鷲道路(尾鷲南IC-熊野大泊IC間) 事業化。
  • 1999年(平成11年)6月 : 尾鷲南IC-熊野大泊IC間 都市計画決定。
  • 2002年(平成14年)12月 : 尾鷲南IC-熊野大泊IC間 着工。
  • 2008年(平成20年)4月20日 : 尾鷲南IC-三木里IC間開通
  • 2012年(平成24年) : 熊野尾鷲道路(II期)(尾鷲北IC-尾鷲南IC間) 事業化。
  • 2012年(平成24年)11月21日 : 熊野尾鷲道路のインターチェンジ名称が決定[8]
  • 2013年(平成25年)9月29日 : 三木里IC-熊野大泊IC間開通[1]
  • 2014年(平成26年)3月30日 : 賀田ICがフルIC化(熊野方面出入口供用開始)[2]

インターチェンジなど

  • 全区間三重県に所在。
  • IC番号欄の背景色がである区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色がである部分は未開通区間または未供用施設を示す。なお、未開通区間の名称は仮称である。
IC番号 施設名 接続路線名 起点
から
(km)
備考 所在地
紀勢自動車道 名古屋大阪伊勢鳥羽方面
5 尾鷲北IC 国道425号 0.0 尾鷲市
事業中
6 尾鷲南IC 国道42号 5.4
7 三木里IC 三重県道159号三木里インター線 10.4
8 賀田IC 三重県道70号賀田港中山線 14.7
9 熊野新鹿IC 三重県道737号新鹿佐渡線 19.9 熊野市
10 熊野大泊IC 国道42号 24.0
熊野道路 新宮方面

交通量

平日24時間交通量(台)(上下合計)[9]

区間 平成22年度(2010年度) 備考
台数 混雑度
尾鷲南IC-三木里IC 2,919 0.37 三木里インター線未開通

トンネル

  • 新八鬼山トンネル(尾鷲南IC-三木里IC) : 3,992m[10]
  • 亥ヶ谷山トンネル(三木里IC-賀田IC) : 3,197m[11]
  • 逢神曽根トンネル(賀田IC-熊野新鹿IC) : 2,360m[11]
  • 新鹿トンネル(賀田IC-熊野新鹿IC) : 734m[11]
  • 大吹トンネル(熊野新鹿IC-熊野大泊IC) : 3,313m[11]

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite web
  5. "三重県尾鷲建設事務所/管内のあらまし"
  6. "三重県県土整備部/三重県内の雨量規制区間"
  7. 中部地方整備局紀勢国道事務所"国道42号熊野尾鷲道路事業/整備効果"
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. 熊野尾鷲道路 開通式典の内容について 「命・絆・元気の道」をテーマに 国土交通省 中部地方整備局 紀勢国道事務所 2013年9月27日付
  11. 11.0 11.1 11.2 11.3 テンプレート:Cite web

関連項目

外部リンク

テンプレート:紀勢自動車道 テンプレート:国道42号