流鉄

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テンプレート:Infobox 流鉄株式会社(りゅうてつ)は、千葉県にある流山線を経営する鉄道会社である。本社所在地は千葉県流山市流山一丁目264で、流山線の終点流山駅に隣接している。

不動産業も行っているが、ほぼ鉄道専業に近い状態である。なお、鉄道の路線延長は5.7kmと短い。かつては貨物輸送も行っていたが、既に廃止されている。

概要

2008年8月1日総武流山電鉄株式会社(そうぶながれやまでんてつ)から流鉄株式会社に社名変更し、経営する総武流山線も流山線に改称した[1]流鉄(りゅうてつ)は元々略称であるが、松戸駅前のビル(流鉄松戸ビル)や、かつて行っていたタクシー事業などで使用される程度で、鉄道路線の案内などでは使用されていなかった。

どこの鉄道会社の系列にも属さない独立系の鉄道会社であるが、かつては平和相互銀行傘下にあった。路線が短い上、他に有力な副業を持たないで経営を維持している小規模な旅客専業鉄道事業者である。日本民営鉄道協会にも非加盟である。流山市も数パーセント出資している。これは当初、沿線業者や住民が出資した「町民鉄道」であり、流山町長(当時)も取締役の一員になっていたことに端を発するが、一般に第三セクターとはみなされない。なお、旧社名の頭につけられていた「総武」は、かつて大株主であった総武都市開発株式会社に由来する。総武都市開発は2007年4月3日民事再生法適用を申請し、2008年12月に解散した。

PASMOSuicaカード式乗車券については2006年の時点で「対応する予定はない」としている[2]

歴史

ファイル:流山電気鉄道・馬橋駅・モハ102.jpg
電化時に導入されたモハ102電車
ファイル:総武流山電鉄・流山駅・流鉄タクシー車庫(1979年)(s12-30).jpg
流山駅本屋隣接の流鉄タクシー車庫(1979年4月15日)

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年表

路線

詳細は以下の項目を参照。

車両

ファイル:Ryutetu Nagareyama line.JPG
流山線の2000系電車(2007年、馬橋駅付近)

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脚注

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関連文献

  • 青木栄一「日本鉄道土浦線と流山」『鉄道忌避伝説の謎 - 汽車が来た町、来なかった町』吉川弘文館、2006年11月、ISBN 978-4642056229
  • 山本鉱太郎『新編・川蒸気通運丸物語 - 利根の外輪快速船(新書)』崙書房、2005年2月、ISBN 978-4845511075
  • 散歩の達人』2003年11月号 p27、交通新聞社
  • 山本鉱太郎『江戸川図志』崙書房、2001年6月、ISBN 978-4845510801
  • 山下耕一「常磐線の流山通過案と流山鉄道敷設について - 線形からの一考察」『流山市史研究』第16号、流山市立博物館 編、2000年3月、流山市教育委員会 発行、流山市立図書館
  • 『流山糧秣廠』流山市立博物館調査研究報告書13、流山市立博物館 発行、1996年、流山市立博物館 販売/蔵、流山市立図書館 蔵
  • 白土貞夫「総武流山電鉄」『ちばの鉄道一世紀』崙書房、1996年、ISBN 4-8455-1027-8
  • 山本文男『流山電鉄七十八年 ぬくもりの香る町と人の物語』流山新聞社、1994年
  • 北野道彦、相原正義『新版利根運河 - 利根・江戸川を結ぶ船の道』崙書房、1989年
  • 総武流山電鉄七十年史編纂委員会 編『総武流山電鉄七十年史』崙書房 製作、総武流山電鉄株式会社 発行、1986年
  • 小林茂多『幻の鉄道 - 千葉県鉄道計画史(ふるさと文庫)』崙書房、1984年
  • 野口冬人「総武流山電鉄」『ローカル私鉄の旅』刊々堂出版社 発行、星雲社 発売、1980年12月25日 新装1刷発行
  • 山本鉱太郎『川蒸気通運丸物語 - 明治・大正を生き抜いた利根の快速船(ふるさと文庫)』崙書房、1980年11月
  • 北野道彦『「町民鉄道」の60年 - 総武流山電鉄の話』崙書房、1978年
  • 吉川文夫:文、廣田尚敬:写真「総武流山電鉄」『カラー 日本の私鉄1 ローカル編』山と溪谷社、1976年
  • 流山市立博物館友の会 編『東葛流山研究』崙書房、流山市立図書館 蔵

関連項目

外部リンク

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  1. 1.0 1.1 鉄道ニュース 最新鉄道情報 総武流山電鉄 社名と線名を変更」鉄道ホビダス 2008年6月27日
  2. 国土交通省関東運輸局 テンプレート:PDFlink 平成18年度。
  3. 流鉄HP開設しました! - 流鉄、2013年3月22日閲覧。