東滑川駅
テンプレート:駅情報 東滑川駅(ひがしなめりかわえき)は、富山県滑川市中村字亀割にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。駅舎は下りホーム(1番のりば)側にある。富山県の北陸本線の駅では、当駅のみ跨線橋が設置されておらず、上りホーム(2番のりば)へ行くには構内踏切(警報機および遮断機あり)を利用する。この構内踏切では、2004年に通学途中の富山中部高校の女子生徒が貨物列車に轢かれて死亡する事故が起こっており、跨線橋の設置を望む声もある。なお、かつては2面3線であり、駅舎と1番のりばの間にもう1本線路があった。
富山地域鉄道部管理の無人駅であり、駅舎には待合室、便所があるが、自動券売機は設置されていない。駅舎を出て駅前の道路を横断すると、自動販売機、公衆電話がある。
2番のりばの背面を富山地方鉄道本線が通っているが、富山地方鉄道側には接続駅は存在しない(並走するのみ)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color北陸本線 | 下り | 糸魚川・直江津方面 |
2 | テンプレート:Color北陸本線 | 上り | 富山・金沢方面 |
※接近メロディは流れない。
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 150人(2004年度)
- 150人(2005年度)
- 156人(2006年度)
- 169人(2007年度)
- 165人(2008年度)
- 165人(2009年度)
- 161人(2010年度)
- 150人(2011年度)
- 146人(2012年度)
駅周辺
駅舎側には住宅、駅舎の反対側には住宅のほか滑川工業団地があるが、いずれも商店はない。また、駅舎の反対側には駅への出入り口等がないため、駅を利用するには少々不便である。魚津駅よりもミラージュランドや魚津水族館に近いが、当駅で下車しても徒歩以外に交通手段がないため、それらへ向かうために乗降する客はほとんどいない。
バス路線
駅前に乗り入れるバス路線はない。駅からしばらく歩けば、滑川市コミュニティバス「のる my car」北部循環ルートが利用できる。富山県道1号富山魚津線沿いの「中村西」、「かもめ荘口」各バス停が当駅から比較的近いが、便数は少ない。なお、富山県道135号富山滑川魚津線(旧国道8号)沿いの「追分北」バス停も当駅から比較的近かったが、ルート変更に伴い廃止された。
歴史
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 国有鉄道北陸本線の滑川駅 - 魚津駅間に早月信号場(はやつきしんごうじょう)として開設。
- 1964年(昭和39年)11月20日 - 駅に昇格、東滑川駅(旅客駅)として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2015年(平成27年)春(予定) - 北陸新幹線金沢延伸全線開業に伴い、あいの風とやま鉄道の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color北陸本線