木津温泉

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木津温泉(きつおんせん)は、京都府京丹後市網野町木津(旧国丹後国)にある温泉。温泉名はきであり、濁らない。

泉質

効能はその効果を万人に保証するものではない。

温泉街

駅と国道178号線の間に数軒の旅館、民宿がある程度でいわゆる温泉街ではなく、丹後地方の閑静な情緒がある。ここを訪れる観光客は温泉と共に、冬場のカニ料理を楽しみに訪れる者も多い。

歴史

木津温泉は京都府内でももっとも古い温泉で、別名「しらさぎ温泉」とも呼ばれる。奈良時代の僧侶行基が、しらさぎが傷を癒しているのを見て発見したという伝承も残っている。今から1250年ほど昔、天平の飢饉が起こり、この丹後木津でも少なからずその影響を受け、疫病が発生した。そのとき、この地を訪れていたのが行基であった。行基は法力をふるうとともに、人々に温泉につかるよう説いてまわったそうである。そのおかげで、この木津の地は疫病の難から救われたといい伝えられており、その疫病とは皮膚病の一種だったようで、それ以来木津温泉は、皮膚病の効能を第一にうたっている。

アクセス

関連項目

外部リンク

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