日高門別駅

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1975年の日高門別駅と周囲約500m範囲。右が静内方面。島式ホーム1面2線と駅舎横苫小牧側に貨物ホームと引込み線、駅裏に貨物積み卸し線もしくは留置線を有している。駅表駅裏共に貨車や保線車両が留置されているのが見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

日高門別駅(ひだかもんべつえき)は、北海道日高振興局沙流郡日高町門別本町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。電報略号タモ

1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行えりも」の停車駅であった。

日高町門別地区(旧・門別町)の代表駅である。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅[2]。駅舎側(南側)が上りの1番線、外側が下りの2番線となっている[2]。そのほか1番線の苫小牧方から分岐し駅舎東側部分までの行き止りの側線(横取線)を1線有する[2]

無人駅となっている。かつてはキヨスク(営業時間8時00分から18時00分)が営業していたが、2010年(平成22年)3月の簡易委託解除と同時に閉店となり、構内は閉散としている[3]

駅舎は構内の南側に位置しホーム東側を結ぶ長い通路で連絡している[2]有人駅時代の駅舎は改築され、出入口のゲート状の屋根と柱(レトロな照明器具付き)が印象的な、サイディング張りの外壁を有する駅舎となっている[4]。駅舎内にトイレを有する[4]。また駅舎には最初から事務室が作られておらず[4]簡易委託受託者でもあったキヨスクと、町の特産品展示コーナー、観光案内図などがある[4]

駅前にはロータリーと駐車場があり、馬のシンボル像が象られた時計台のモニュメントが設置されている[4]。駅横には遊具や東屋も設置された小公園がある[4]

駅名の由来

当駅の所在する地名に旧国名の「日高」を冠する。地名は、アイヌ語の「モ・ペツ」(子となる川)に由来する[5]。異字である「紋別」と同じ語源であり[6]、各所に存在することから旧国名を冠した[5][6]

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は41人[6]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は100人[2]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道
日高本線
富川駅 - 日高門別駅 - 豊郷駅

脚注

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注釈

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出典

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関連項目

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  1. 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)101ページより。
  3. 北海道キヨスク お知らせ キヨスク日高門別店廃止のお知らせ
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)346ページより。
  5. 5.0 5.1 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)100ページより。
  6. 6.0 6.1 6.2 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)101ページより。