日本食研ホールディングス

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox 日本食研ホールディングス株式会社(にほんしょっけんホールディングス、Nihon Shokken Holdings Co., Ltd.)は、調味料の製造や販売等をしている企業である。「にほんしょけん」は誤表記。企業キャッチフレーズは「味の作曲家」。

2009年10月1日に持株会社に移行、(旧)日本食研株式会社から日本食研ホールディングス株式会社に社名変更。同時に会社分割により事業会社として営業部門である(新)日本食研株式会社、製造部門である日本食研製造株式会社を設立。開発部門、事務管理部門の業務は日本食研ホールディングスが担当する為、純粋持株会社ではなく事業持株会社である。

愛媛県今治市千葉県印旛郡栄町に本社を置く。

概要

  • 業務用のたれの製造では国内シェア40%でトップの売上を誇り、焼肉店のみならず、牛丼、カツ丼、居酒屋チェーンなど、飲食大手の味を支えている。年間約7,800種類の通常商品を生産し、一品物を加えると21,000種類を超える。また、から揚げ粉のシェアでも他を寄せ付けない圧倒的な強さを誇る。
  • 家庭用では食肉・鮮魚・青果の売り場に製品を置くことが多く、競合するメーカーとしてはモランボンダイショーなどが挙げられる。焼肉などのツケダレやタン塩に添えられるレモン汁等といった商品にも使われていることが多い。『晩餐館』シリーズは殆どのスーパー精肉売場で置かれている。テンプレート:要出典範囲
  • 近年は健康食品やミネラルウォーターなどの販売を行うなど、多角化が進んでいる。
  • 調味料やハム・ソーセージなどの製造・販売やホテル業等の事業を行っている。
  • 『晩餐館』シリーズのCMでは、エプロンをした牛のキャラクター・バンコが出演し、その毒舌(『焼肉焼いても家焼くな』)も相まって強烈な印象を残したことで知られている。
  • 海外進出も盛んであり2006年には米国ニッポン食研を設立、また中華人民共和国に工場の建設を計画している。
  • ウィーンのベルベデーレ宮殿をモチーフとした宮殿工場と本社の世界食文化博物館は今治の観光名所となっている。

沿革

  • 1971年10月 - 大沢一彦現社長ら6名で、香川県高松市にて畜産加工研究所として創業。
  • 1972年11月 - 愛媛県今治市に移転。
  • 1973年2月13日 - 株式会社畜産加工研究所設立。社長:大沢一彦
  • 1975年2月 - 日本食研株式会社に商号変更。
  • 1979年3月 - 今治本社事務所新設。
  • 1981年4月 - 今治工場を新設。
  • 1984年9月 - 愛媛新本社社屋及び研究所・工場完成、移転
  • 1981年1月 - 愛媛新工場稼動。
  • 1986年2月 - 初の海外拠点として台北支店開設。
  • 1989年6月 - 「晩餐館シリーズ」販売開始。
  • 1991年10月 - ケーオーホテル開業。
  • 1992年4月 - 千葉本社工場稼動。
  • 1995年4月 - 全都道府県に営業所配置が完了。
  • 1998年10月 - 食品研究工場・ハム研究工場が今治市の富田新港に完成。
  • 2001年10月 - 愛媛本社社屋完成。
  • 2002年
    • 1月 - 「世界食文化博物館」「日本食研歴史館・商品展示館」オープン。
    • 2月 - 「バランスデイトウォーター+O2(プラスオーツー)」約40万本を自主回収
  • 2006年
    • 9月 - 初の海外現地法人Nippon Shokken U.S.A. lnc.(米国ニッポン食研株式会社)設立。
    • 10月 - 創業35周年を記念してKO宮殿工場落成。建築費用は約80億円。
  • 2007年1月 - 蘇州食研食品有限公司設立。
  • 2008年4月 - 台灣食研食品股份有限公司設立。
  • 2009年10月 - 持株会社に移行、日本食研ホールディングス株式会社に商号変更。グループ名称も「日本食研グループ」に改称されている。また営業部門を分割し日本食研、製造部門を分割し日本食研製造を設立。
  • 2011年5月 - 日本食研スマイルパートナーズ株式会社が日本食研ホールディングス株式会社の特例子会社の認定を受ける。
  • 2013年7月 - アメリカカリフォルニア州の工場が稼動、海外2箇所目となる生産拠点となる[1]

事業所

日本食研ホールディングス

日本食研

  • 愛媛本社 - 愛媛県今治市富田新港1丁目3番地
  • 東京・大阪に支社を設置している他、全国の主要都市に支店や営業所を設置している。

日本食研製造

主な商品

家庭用

業務用

  • 液体調味料
    • 焼肉のたれ彩
  • 粉体調味料
    • から揚げの素No.1
    • 香草ミックス
  • 小袋
  • 加工調理食品

宣伝活動

テレビCMのキャラクター・タレント

日本食研は愛媛ローカル時代からテレビCMなどで宣伝活動を行ってきており、全国ネット昇格後、特に1990年代以降はオリジナルキャラクター「バンコ」を擁した『晩餐館』のCMが頻繁に流れるようになり、一躍有名となった。「バンコ」は以前、「バン」「サン」「カン」と3頭それぞれに名前があったが、『さんまのナンでもダービー』内で明石家さんまから「バンコ、バンコ!」と呼ばれていたことから、そのまま「バンコ」が名前となった。

なお、CMの最後には子供の声による「にほんしょっけん」サウンドロゴが流れる。

現在放送中のCM

  • バンコ(1992年 - 2006年9月、2013年 - )
    • 特に『さんまのナンでもダービー』では番組内で行われるレースに度々出場した。
    • また、2000年4月 - 2003年1月はBSE(狂牛病)問題のため出演を自粛、代わりにささきいさおの壮大な歌声に乗せた「焙煎にんにく」のCMを放送(ただしバンコは最後に少し登場していた)。
    • 新どっちの料理ショー」最終回まで放送。
  • 野菜炒め作り(2009年3月 - )
  • 空と大地のドレッシング
    • ソラ♪ドレファミリー(2006年10月 - )
  • 焼肉のたれ 宮殿(2007年2月 - )
    • KO宮殿工場でロケを行ったこのCMの出演者は全て日本食研社員総勢100人以上で、王様役は当社取締役の一人が扮している。また、大沢会長も出演しており、CMの最後に「日本食研の会長」と表示されている。
  • 煮込んでおいしいハンバーグソース(2005年1月 - )

過去のCM

  • 愛媛ローカル時代
  • 晩餐館シリーズ
    • 石田えり(1989年 - 1991年) - 晩餐館発売当時のイメージキャラクター。
  • その他
    • シェイプUPガールズ(1994年) - 「はつらつ館のいきいきサラダ」
    • 伊藤嘉晃 - 「バランスデイト」モノクロCM。日本食研の社員であり、日本初の実業団歌手。

ほか

コマーシャルソング

「バンコ」出演時に流れていたコマーシャルソングは若干のアレンジを加えた上で「カンカンカンカン・バンサンカン」(作詞:石井達矢、作曲:楠木勇有行)として1993年10月21日ソニーレコードからシングルCDとして発売され、発売2か月半で1万枚以上を売り上げるヒットとなった[2]。CDの歌手名義は「バンちゃん、サンちゃん、カンちゃん」とされているが、実際にCDで歌唱しているのはプロのコーラス歌手[2]。またCMでは普通の主婦が歌っている[2]

煮込んでおいしいハンバーグソースのCMソング「お腹グーグー♪〜煮込んでグーグー♪〜」は、同社実業団歌手で同社宣伝広告課長の伊藤嘉晃が歌っており、2009年からは2と5のつく日は煮込みハンバーグの日としてCPを展開中。

提供番組(過去のも含む)

主要グループ会社

  • 日本食研(営業部門担当会社)
  • 日本食研製造(製造部門担当会社)
  • ケーオー事務所
  • 日本食研不動産
  • 日本食研アセット
  • ケーオー産業(卸売事業等)
  • ケーオーアップ(広告代理店・デザイン企画事業等)
  • ケーオーホテル(ホテル事業等)
  • ケーオーホーム
  • 米国ニッポン食研(Nippon Shokken U.S.A. Inc.)
  • 蘇州食研食品有限公司
  • 台湾食研食品股份有限公司

その他

今治市に1億円を寄付しており、その寄付金を元に市内の小中学生が海外へ研修へ行っている。35周年記念に全社員に記念品を配った。

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 日本食研HD、米国・加州の工場が稼働 - 日本経済新聞(2013年8月1日)、2014年4月3日閲覧。
  • 2.0 2.1 2.2 「モウ1万枚売ったわよ バンサンカンCM曲CD」『日経流通新聞』1994年1月13日付、19頁。