新あきた農業協同組合
テンプレート:基礎情報 農業協同組合 新あきた農業協同組合（しんあきたのうぎょうきょうどうくみあい）は、秋田県秋田市に本店を置く農業協同組合。愛称はJA新あきた。
概要
母体となる、秋田市農業協同組合は、旧秋田市内（市制を敷いた時点での地域）を中心とした農協であり、かつては、現在の秋田市広面にあった広山田支所（現・東支店）などのように、統合の過程で吸収した前身の農協の名称を支所名にすることで、規模拡大の過程で地域特性を生かした事業を行っていた。
全国的に広域JA化が推し進められたことにより、1995年に、当時の秋田市のJAを、秋田市農業協同組合に一本化。1999年の合併で現在の名称となる。
合併後は、本所を本店、支所を支店の名称に変更し、その後、一部支店の整理・統合を行い、旭川支店→中央支店、広山田支店→東支店、仁井田支店→南支店、新屋支店→西支店、土崎支店→北支店（現在は飯島西袋の秋田厚生医療センター近くに移設）、などのように、一部の支店は地名ではなく、方角を表す名称に変更された。
また、現名称での発足当初は、秋田市と旧河辺郡の広域JAであったが、2005年1月11日の市町村合併にともない、再び同市全域のみを営業エリアとすることになった。
現在、秋田みなみ農業協同組合（男鹿市）、あきた湖東農業協同組合（五城目町）との統合が検討されている。
沿革
- 1964年10月1日 - 飯島、上新城、上新城第一、外旭川、外旭川新生、広山田、寺内、旭川、太平、下北手、上北手、豊岩、牛島川尻、下浜、四ツ小屋の15農業協同組合が合併し、秋田市農業協同組合が発足。
- 1975年6月1日 - 秋田市の収納代理金融機関に指定される。
- 1990年6月1日 - 秋田市新屋町農業協同組合が秋田市農業協同組合に合併。
- 1995年4月1日 - 追分農業協同組合、秋田市仁井田農業協同組合が秋田市農業協同組合に合併。これに伴い、秋田市（ただし、2005年1月11日の合併以前）は単一農協化。
- 1999年4月1日 - 秋田市農業協同組合、羽後河辺町農業協同組合、ゆうわ農業協同組合が合併により、新あきた農業協同組合となる。後に、2005年1月11日より、秋田市単一の農協となる。
- 2003年10月14日 - 秋田県信用農業協同組合連合会より、一部事業を譲受される。併せて、同連合会が電算センターに設置していたATM（大町出張所）の管轄を譲受される。
- 2007年
- 11月20日 - 本店イトーヨーカドー秋田店出張所（店舗外ATM）廃止
- 11月30日 - 本店大町出張所（店舗外ATM）廃止
- 2008年
- 2009年1月26日 - 秋田あったかネットに加盟
- 2010年
- 2011年
- 2014年
- 6月16日 - 4月1日に 入居先の名称が変更されたことに伴い、秋田組合病院支店を秋田厚生医療センター支店に改称。
ATM関連
ATMベンダは、日立およびLeadus（オムロン仕様）を採用している。
一部店舗では、店内ATMを設置しておらず（かつての西支店の場合は、ナイス新屋店の駐車場敷地内に店舗外ATMを設置して代替していたが、ナイスの近隣に支店自体を移転したため、従前からのATMは撤去されている）、また、店舗外拠点をも一部合理化していることから、セブン銀行・ゆうちょ銀行・東京スター銀行（出金のみ）の各ATMを利用するようアナウンスしている。
2009年1月26日、秋田あったかネットに参加したことにより、JAバンクのATMが手薄の地域において利便性を向上させ、また、従前からの加入金融機関の店舗・ATMが手薄のごく一部の旧町村部での穴を補完した[1]。
なお、現在は、店舗内ATMは本店（金融部）、北支店、東支店、西支店、追分支店、南支店、雄和支店、河辺支店、店舗外は、秋田厚生医療センター内（同センター内に別途支店窓口が設置）、秋田県JAビル内（ビル内に別途支店窓口が設置）、マルダイ八橋店内、イオンモール秋田店内、いぶきの里（上北手に設置している当JAの直売所）内、仁井田（南支店旧所在地）、大正寺（旧大正寺支店跡地）、岩見三内（旧岩見三内支店跡地）、川尻（旧川尻支店跡地）、彩菜館（旧中央支店と同一地）、広面（東支店旧所在地）のみにATMが設置している。
市立秋田総合病院BFの共同ATMは、秋田銀行のキャッシュカード利用時を含め振込の取扱はない。なお、秋田厚生医療センターは秋田県厚生農業協同組合連合会が設置する病院のため、北支店が至近距離にありながらも支店を設置している。
脚注
- ↑ 当組合の支店ないしは店舗外ATM所在地域（秋田市）では、四ツ小屋、旧岩見三内村・旧大正寺村の各地区、北支店・秋田厚生医療センター周辺など、主に秋田市内で秋田銀行店舗網がないところなどが挙げられる。
