広島県立安古市高等学校

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広島県立安古市高等学校(ひろしまけんりつ やすふるいちこうとうがっこう)は、広島県広島市安佐南区毘沙門台三丁目に所在する県立高等学校。生徒数は960名(平成23年)。

概要

1975年に開校した広島県屈指の公立進学校市立基町高校市立舟入高校と並び、広島市域公立高校のトップ三校に並び立つ。進学実績と共に生徒の自主性を重視した伝統が受験生には好評であり、県北などの遠隔地の受験生も多数同校を受験する。トップリーダーハイスクールに指定される広島県内五校のうちの一校であり、難関校進学者数向上が同校の重点目標となっている。文化祭は盛大に行われ、毎年3000人を超える人々が訪れる同校の名物行事である。

沿革

  • 1975年(昭和50年)4月1日 - 広島県立安古市高等学校として開校。
  • 1977年(昭和52年)3月24日 - 体育館兼講堂の竣工。
  • 2000年(平成12年)4月7日 - 1時限65分授業の開始。一般的な高校の授業より15分長いコマで授業を行うもので、当校の特色のひとつであった。
  • 2005年(平成17年)5月10日 - 同窓会館「仰高館」落成。2日後には1階の食堂営業開始。
  • 2005年(平成17年)11月19日 - 創立30周年記念式典を広島厚生年金会館にて挙行。
  • 2009年(平成21年)3月31日 - 1時限65分授業の終了。

学校行事

この学校の最大の特色と言えるのは生徒の創意工夫が発揮される校内行事である。安古市高校創立以来の独創性の精神を今もなお貫き通し、生徒たちは大いに盛り上がる。特に6月に行われる文化祭は毎年地元の新聞社やテレビ局が訪れるなど県内でも評価が高い。6月の文化祭に向けて生徒会が動き出すのは、4月とも言われる。3年生となれば全てのクラスが、2年生の2学期頃から来年の文化祭に向けて構成を考える。これは2年・3年と、履修関係上2年連続同じクラスになるため可能になっている。文化祭の一番の目玉は生徒会執行部主催の開・閉会式である。これは本校の関係者しか参加できない。この開・閉会式は生徒たちの歓声と足踏みで実際に体育館が揺れるほどの盛り上がりを見せる。

  • 4月 - 始業式、入学式、生徒総会
  • 5月 - PTA総会、中間考査
  • 6月 - 文化祭
  • 7月 - 期末考査、球技大会、終業式
  • 8月 - 始業式
  • 9月 - 体育祭
  • 10月 - 中間考査、修学旅行(2年生)
  • 11月 - 創作ダンス発表会(2年生)
  • 12月 - 期末考査、終業式
  • 1月 - 始業式
  • 2月 - 生徒会選挙
  • 3月 - 卒業式、学年末考査、球技大会、百人一首かるた大会(1年生)、終業式

部活動

全校生徒の約8割が部活動に所属しており、部活動と学業の両立に務めている。ほとんどの生徒は3年の1学期の間に引退するが、一方で全国大会に出場する選手など秋口まで活動する生徒もいる。

  • 卓球部
  • ギター部
  • 吹奏楽部
  • 合唱部
  • 弓道部
  • バドミントン部
  • バレーボール部
  • 陸上部
  • サッカー部
  • バスケットボール部
  • テニス部
  • ソフトテニス部
  • ソフトボール部
  • 茶華道部
  • 書道部
  • 放送部
  • 物理部
  • 生物部
  • 軽音楽部
  • イラスト文芸部
  • ダンス部(2009年から)
  • 演劇部
  • 映画研究部
  • 登山部
  • 手芸部

など

著名な卒業生

姉妹校

交通アクセス

関連項目

外部リンク