小松島競輪場

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テンプレート:基礎情報 競輪場 小松島競輪場(こまつしまけいりんじょう)は徳島県小松島市横須町にある競輪場。施設所有および主催は小松島市。競技実施はJKA競輪競技実施事業本部中四国支部。実況はシステムユーで、主な担当は茂村華奈

概要

小松島競輪場は1950年昭和25年)に開設された。記念競輪(GIII)として「阿波おどり杯争覇戦」が毎年7月に開催されている。過去には2006年平成18年)にふるさとダービー2010年(平成22年)に共同通信社杯春一番(共にGII)が開催された。

マスコットキャラクターは阿波狸合戦の「金長たぬき」をモチーフとした「ポンスター」、それにちなんで「ポンスターカップ」および「金長たぬき杯争奪戦」が開催されている。他にも現役時代「スッポン」の異名をとった笹田伸二を称え「笹田伸二杯争覇戦」が開催されており、また地元・徳島県の食品メーカーの徳島製粉株式会社から生まれたヒット商品「金ちゃんヌードル」にちなんで「金ちゃんヌードル杯争奪戦」が開催されている。

2004年(平成16年)3月17日から四国競輪インターネットライブによる動画実況放送が行なわれていたが2010年(平成22年)11月2日に終了した。トータリゼータシステム日本ベンダーネットを採用している。

バンク

400mを使用している。直線の長さは標準的だが、かつて500mバンクだったものを改修した名残で、カントがやや緩いのが特徴。なおバック側は建築物の裏が岸壁という全国の競輪場で最も海に近い立地となっているため、常に海風の影響に対する注意が必要となっている。

アクセス

かつては徳島駅駅前より小松島市営バス、橘西停留所より徳島バスによる無料送迎バスが運行されていたが2011年(平成23年)3月31日に廃止された。

場外車券売場

江田サービスセンター(小松島市江田町字敷地前)は2011年(平成23年)10月10日に閉鎖された。

歴代記念競輪優勝者

優勝者 登録地
2003年 小川圭二 徳島
2004年 村上義弘 京都
2005年 小川圭二 徳島
2007年 北津留翼 福岡
2008年 渡部哲男 愛媛
2009年 岡部芳幸 福島
2011年 開催打ち切り[1]
2012年 佐藤友和 岩手
2013年 平原康多 埼玉
2014年 志智俊夫 岐阜
※1節4日間制開催となった、2002年(平成14年)4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

エピソード

  • 2006年(平成18年)9月、小松島市の元競輪局次長が時効(返還期限が過ぎた)となった払戻金を着服したとして業務上横領の容疑で逮捕された。

注釈

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外部リンク

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  1. 台風6号の影響のため最終日6R以降中止となり、順延せず、そのまま開催打ち切りとなった。