小岩井駅

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小岩井駅(こいわいえき)は、岩手県滝沢市大釜風林にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線である。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。開業時からの木造駅舎が残っている。

のりば

1 テンプレート:Color田沢湖線(上り) 盛岡方面
2 テンプレート:Color田沢湖線(下り) 雫石大曲方面

直営駅(社員配置時間:7時00分 - 16時20分)であるが、雫石駅が当駅を管理する。駅舎には出札窓口(営業時間:7時20分 - 16時20分、兼掌POS端末設置、指定券取扱)がある。

場合により指定券は、管理駅の雫石駅でマルス発券し、後日小岩井駅で引き渡す。

利用状況

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 590
2001 597
2002 606
2003 624
2004 634
2005 639
2006 629
2007 622
2008 610
2009 591
2010 569
2011 534
2012 531
2013 534

駅周辺

北側

南側

バス

当駅より500m程西側県道219号網張温泉線にある「小岩井駅口」バス停には、岩手県交通の繋小岩井線(4月〜11月のみ運行/1日1往復)が停車する。なお、網張温泉線・小岩井観光線も同停留所前を通過するが乗降扱いは行わない。

歴史

その他

JR継承後、雫石駅の口座で小岩井駅の出札業務を開始。1991年(平成3年)兼掌POS配置により「小岩井駅発行」の乗車券販売復活。料金補充券による指定券は「451雫石発行」にて発券されていた。

小岩井地区から篠木小学校に通う児童の安全確保の観点から、現在もJR社員派遣が続いている。秋田新幹線工事時期のバス代行期間には、1年限定で社員が24時間駅に常駐した。

同駅はまた、小岩井農場開設・宮沢賢治など歴史、文化的背景から駅舎のリフォームも外観を崩さないように慎重に行われてきている。下りホーム脇には、昔の横取り線跡にJR東労組が植林を行い、小公園を整備した。しかし、樹木の剪定など行っておらず、公園としての機能を活かし切れずにいる。

旧鉄道弘済会キオスクは、1982年(昭和57年)に廃止された。

小岩井農場への最寄駅(ただし、当駅からの距離は6kmほどある)であることから、1982年(昭和57年)11月15日ダイヤ改正によって繁忙期には特急「たざわ」が臨時停車していた(それ以前の急行「たざわ」は当駅に定期停車していた)。この列車は田沢湖線標準軌工事と同時に、1996年(平成8年)3月30日に廃止された。秋田新幹線開業後、「こまち」は臨時停車せず、当駅の特急停車はなくなった。

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color田沢湖線
大釜駅 - 小岩井駅 - 雫石駅

関連項目

外部リンク

テンプレート:田沢湖線