宮川村 (岐阜県)

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テンプレート:Infobox 宮川村(みやがわむら)は、岐阜県吉城郡にあったである。2004年平成16年)に吉城郡の4町村で合併して飛騨市となった。

地理

岐阜県北部、飛騨高地の北部に位置した。村の中央を南北に流れる宮川が村名の由来である。東西は山地で、集落は川沿いの河岸段丘上に形成されている。 村南部の宮川流路に沿って跡津川断層が通過しており、断層上に位置するニコイ高原には池ヶ原湿原がある。村北西部を流れる万波川上流には万波高原と呼ばれる標高1,000mの平坦地が広がり、大根の産地として知られる。

  • 山: 白木峰、蕎麦角山、高山、流葉山、漆山岳
  • 河川: 宮川、万波川

隣接していた自治体

歴史


交通

鉄道路線

道路

高速道路

  • 村内に高速道路はなし。

一般国道

主要地方道

  • 村内に主要地方道はなし。

一般県道

林道

  • 打保谷林道
  • 小坂谷林道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

その他

電気

岐阜県内の大多数の地域を賄う電気事業者は中部電力であり、同村の旧坂上村の地域も中部電力であるものの、旧坂下村の地域は北陸電力となっている。これは、1925年大正12年)8月に運用を開始した富山県婦負郡細入村蟹寺(現在の富山市蟹寺)の日本電力(現在の関西電力蟹寺発電所と大きく関係している。1923年(大正10年)10月頃に工事が始まった際、工事用動力として蟹寺地区から打保地区へ引用し、これを万波地区以外の各地区へも順次供給し、工事終了後に送電線を現在の北陸電力へ提供したためである[1]

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 宮川村誌編纂委員会『宮川村史 通史編 下巻』宮川村、1981年、114頁 - 115頁