宇多津町

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テンプレート:Infobox 宇多津町(うたづちょう)は、香川県のやや西に位置する

概要

人口密度・人口増加率、共に香川一である。

町名の由来は旧郡の鵜足(うた)郡の津という事であり、古くは鵜足津とも表記された。

地理

香川県で最も小さい市町村である。しかし、経済的に比較的余裕があるため、平成の大合併による合併は行われなかった。 大合併が続いて小さな町が大量に大きな市に吸収された香川県の中ではやや浮いているといえる。

町内のうち、字吉田の地域(番の州臨海工業団地の一部)は埋め立て地であるが、町内他場所とは北浦漁港で隔てられているため、陸路でのアクセス手段は隣接する坂出市を経由しなければならない飛び地である。

人口

テンプレート:人口統計

宇多津町地区別人口・面積(2010年国勢調査)
区分 総数
(人)

(人)

(人)
世帯数
(世帯)
面積
(m²)
人口密度
(人/km²)
宇多津※ 8,942 4,397 4,545 3,783 5,189,319.6 1,723.2
  浜一番丁 357 183 174 179 315,659.3 1,131.0
浜二番丁 335 154 181 250 225,578.6 1,485.1
浜三番丁 176 89 87 130 330,036.2 533.3
浜四番丁 420 213 207 202 152,478.0 2,754.5
浜五番丁 1,895 941 954 853 307,878.2 6,155.0
浜六番丁 1,848 933 915 836 205,480.3 8,993.6
浜七番丁 1,639 784 855 712 126,774.3 12,928.5
浜八番丁 820 419 401 354 164,260.6 4,992.1
浜九番丁 811 393 418 336 138,421.2 5,858.9
新宇多津都市計 8,301 4,109 4,192 3,852 1,966,566.7 4,221.1
東分 1,191 586 605 415 953,103.5 1,249.6
合計 18,434 9,092 9,342 8,050 8,108,989.8 2,273.3

※「宇多津」の地域は大字が存在しない地域であるためこれは町丁名・大字名・地区名のいずれでもないが、便宜上「宇多津」と表示している。

広袤(こうぼう)

テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break テンプレート:座標一覧 国土地理院地理情報によると宇多津町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは3.45km、南北の長さは5.70kmである。 テンプレート:Col-end

北端
テンプレート:Coord
西端
テンプレート:Coord
中心点
テンプレート:Coord
東端
テンプレート:Coord

南端
テンプレート:Coord

大字・町丁

  • 宇多津町(大字なし地域)
    • 字津ノ郷、字沼ノ池、字十楽寺、字長縄手、字中村、字山下、字西町、字本村、字網ノ浦、字塩浜、字新開、字平山、字坂下、字茶臼山、字津の山、字岩屋、字青の山、字吉田
  • 浜一番丁、浜二番丁、浜三番丁、浜四番丁、浜五番丁、浜六番丁、浜七番丁、浜八番丁、浜九番丁
  • 大字東分
    • 字板橋東、字板橋西、字牛堂、字三本松、字本村西、字本村東、字池ノ内、字元結木

住所表記

1955年昭和30年)5月3日以前の町域のうち、町丁が存在する県道33号以西(宇多津新都市、「浜○番丁」の地域)以外の地域は大字も町丁も無いため、町名の後に直接番地が表記され、「宇多津町○番地○」という形になる。大字がない地域の郵便番号は769-0210。

この大字も町丁も無い地域の存在というのは自治体同士の合併が繰り返された現在では珍しくなった現象で、県内では他に土庄町(一部)、琴平町(一部)、直島町(全域)にのみで同じ例が存在する。かつては町村制が施行された1890年明治23年)2月15日に村同士が合併をしなかった場合で、かつそれ以後にも合併をしていない自治体であれば普通に見られた現象であり、県内においても多くの自治体がこれに当てはまった。特に宇多津町の場合は、他自治体との合併をしなかったものの、他自治体の部分編入や埋め立てによる土地造成という歴史的経緯の結果、「大字も町丁も無い地域」、「大字が設定されている地域」、「町丁が設定されている地域」の3パターンが混在するという現象が生じている。

なお、町内において住居表示制度は一切導入されていない。

歴史

古代、港として大和朝廷に貢物を積み出していた。鎌倉時代には多くの寺院が建立され、兵の集結宿泊所として利用される。又、物資の積み出しの港として重要な位置を確立する。

1363年(貞治2年)、細川頼之細川清氏を破り、宇多津に居城を構え、讃岐の守護所とする。これより政治の中心地となり細川頼之が四国を分国として統治する際も宇多津の居城に在住したため、四国の中心地になった。

年表

行政

  • 町長: 谷川俊博

歴代町長(公選)

  • 初代 三木百之助 - 昭和21年6月5日~昭和23年5月6日 
  • 二代 平田三次郎 - 昭和23年6月20日~昭和35年6月19日
  • 三代 本川宗治 - 昭和35年6月20日~昭和45年10月1日
  • 四代 平田次郎 - 昭和45年11月8日~平成5年3月15日(宇多津町名誉町民)
  • 五代 米沢正文 - 平成5年4月25日~平成14年9月13日(平成14年9月8日に受託収賄容疑で逮捕され、13日失職)
  • 六代 谷川実 - 平成14年10月20日~平成22年10月19日

立法

  • 定数:10人
    • 議長:香川虎生
    • 副議長:平田弘次

また、香川県議会の選挙区は坂出市選挙区に属し、同市と合わせて定数は3となっている。

経済

ファイル:Goldtower01.jpg
ゴールドタワー

かつては広大な塩田が広がっていた町だったが、1980年代以降塩田が埋め立てられ再開発が始まった。その後瀬戸大橋の開通にあわせ、JR宇多津駅舎も予讃線の移設(かつてはやや内陸部を走っていた)と合わせて高架化され、ゴールドタワーなどの観光・商業施設の充実や高層マンションの建設や中層マンションのラッシュなど大きな発展をみせた。現在も以前のような勢いはないものの、マンションやスーパーなど商業施設の建設が行われており発展し続けている。
しかし、一方で郊外部にショッピングモールイオンモール高松イオンモール綾川ゆめタウン丸亀など)が建設されたことで商業施設の激化が更に進み、核商業施設となっていた『宇多津ビブレ』が2014年2月末で閉店するなど、町の商業地区の集客力が低下してきている。

姉妹都市・提携都市

教育

高等学校は無い。

交通

鉄道路線

路線バス

リムジンバス

道路

高速道路
一般国道
県道
町道

船舶

出身有名人

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

ファイル:Enden-Utadu1.jpg
復元された入浜式塩田

四国八十八箇所霊場

通信

  • 市外局番は全域0877(丸亀MA)。

参考文献

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister


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  1. 図典 日本の市町村章 p194
  2. テンプレート:Cite press release