坂出インターチェンジ

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テンプレート:高速道路施設 坂出インターチェンジ(さかいでインターチェンジ)は、香川県坂出市にある瀬戸中央自動車道及び高松自動車道インターチェンジである。 本項では、本線上にある坂出本線料金所(さかいでほんせんりょうきんじょ)、本IC近くの国道11号沿いに設置されている坂出インターバスターミナル(さかいでインターバスターミナル)についても記述する。

概要

隣の坂出北IC岡山本州方向に対するハーフインターチェンジであるため、当ICが四国側の最終出口となる。坂出北ICがハーフインターである構造の都合上、誤進入を防ぐために四国側最終出口であることを示す標識が複数設置されている。また、瀬戸大橋が悪天候で通行止めになった場合の対策として、本州側に程近い児島ICが信号機による警告があるのに対し、坂出ICでは信号機が設置されていないのも特徴である。

下り線(四国方面)には本州四国連絡高速道路から西日本高速道路管理区間に戻る関係で坂出本線料金所が設置されている。従って本州側から四国側へ向かう場合には一旦ここで瀬戸中央自動車道区間の料金を支払い、再度、西日本高速道路管理区間の通行券を入手することになる(同様の手段が本州側の早島ICでも散見できる)。NEXCO部分の距離は通算されているので、本州内の高速道路料金は出口で一括して支払う。当時は本州四国連絡橋公団(現在の本州四国連絡高速道路)と日本道路公団のゲートが分かれており、入口における通行券発行は本四公団が手渡し、日本道路公団が自動発券で対処されていたが、2001年3月に本四公団に一体化された。なお、キロポストは当インターチェンジを境に、坂出JCT方面が500から始まる。

道路

接続道路

料金所

  • 総ブース数:13

坂出IC料金所

入口

出口

  • ブース数:3
    • ETC専用:1
    • 一般:2

坂出本線料金所(高松方面)

  • ブース数:7
    • ETC専用:2
    • 一般:5

入口分岐標識

左方向

直進方向

特記事項

  • 国道11号徳島方面は当ICを出ると立体交差になるため、合流したらすぐに右へ寄ることになる。そのまま側道を直進すると川津交差点国道438号香川県道19号坂出港線交点)に行ってしまうが、間違えて行ってしまった場合は同交差点で直進すれば戻ることができる。逆に坂出市中心部に行く場合はICを出てそのまま側道に入り、同交差点から県道19号に入る以外にルートはない。国道11号の高架に入ってしまうと最後、西庄交差点=香川県道33号高松善通寺線交点まで出られない(山道でもよければ金山トンネルを出た先の信号からJR八十場駅へ抜けることができるが、道幅が狭いため避けるべきである)。
  • このインターチェンジのすぐ西側に宇多津町との境界があり、接続する国道11号から松山方面へ合流するとすぐに同町に入る。
  • 本州四国連絡高速道路の坂出管理センターと香川県警察高速道路交通警察隊の本部が坂出料金所付近に設置されている。これらが入る建物は用地の関係で入口ゲート側にある(通常、料金所事務室は出口側にあるのが普通)。
  • 料金所ゲート外側に高速道路用のバス停留所(坂出バスストップ)が設けられているが、全く使用されていない。同BSのために国道11号には地下道が設置されているが封鎖されている。料金所を出てUターンするように作られているため、使い勝手が悪くなっている。現在は後述の坂出インターバスターミナルに停車している。
  • 計画当初の仮称は「坂出インターチェンジ」であった。本ICの西方にあるENEOS(旧三菱石油→新日本石油)のサービスステーションの名称「坂出南ICSS」はその名残である。2009年にセルフ化に伴い「Dr.Driveセルフ坂出南インター」と改名したが、「坂出南」はそのまま残っている。

坂出インターバスターミナル

本ICから約400m西方の国道11号沿いにジェイアール四国バスが設置したバスターミナルで、パーク&バスライド用に43台の駐車スペースを備える。また予約専用電話も設置している。2009年4月1日より供用を開始した。同ターミナルは綾歌郡宇多津町に属する。[1]

主な路線

瀬戸中央自動車道
(4)坂出北IC - 坂出八幡BS(休止中) - (5)坂出IC/TB
高松自動車道坂出支線
(5)坂出IC/TB - (2)坂出JCT

脚注

関連項目

外部リンク

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