福岡市地下鉄空港線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地下鉄空港線から転送)
移動先: 案内検索
テンプレート:UKrail-header2テンプレート:BS-datenテンプレート:BS-tableテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BS3

|} 空港線(くうこうせん)は、福岡県福岡市西区姪浜駅から同市博多区福岡空港駅までを結ぶ福岡市交通局が運営する地下鉄路線である。「福岡市交通事業の設置等に関する条例」による路線名は1号線、『鉄道要覧』記載の路線名は1号線(空港線)

概要

日本で唯一、空港まで直接乗り入れている地下鉄路線である[1]九州旅客鉄道(JR九州)の筑肥線と相互直通運転を行っている。姪浜・西新天神中洲博多福岡空港など福岡市の都心・副都心を1本に結んでいるためテンプレート:要出典範囲

また、開業4年目となる1984年より地下鉄としては日本初のワンマン運転が行われ、JR九州から乗り入れ運転士・車掌[2]が乗務し手動で運行される103系1500番台使用列車以外のすべての列車でATOによる自動運転を実施し、2003年から翌2004年にかけてホームドア三菱電機[3])の全駅設置を行うなど効率化を進めている。

路線データ

運行形態

テンプレート:出典の明記 福岡空港 - 姪浜間の線内折り返し運転列車のほか、姪浜を通り筑肥線との間を直通する列車、姪浜・西新から中洲川端を通り箱崎線と直通する列車がある[4]。福岡空港 - 姪浜間ではおおむね7 - 8分間隔[5]、中洲川端 - 西新(朝夕は姪浜)間はおおむね3 - 5分間隔[6]で運行される。前述の通り、一部の筑肥線直通列車(103系電車充当列車)を除いてワンマン運転を行う。

線内折り返し列車(福岡空港 - 姪浜)
空港線内でおおむね毎時4本運行される。後述の筑肥線直通列車とおおむね交互に運行される[5]
筑肥線直通列車
空港線内でおおむね毎時4本運行される。このうち1本が福岡空港 - 唐津西唐津間、残りが福岡空港 - 筑前前原筑前深江間で運行される[5]。原則として、唐津・西唐津発着列車は通常JR九州の車両のみで運行され、筑前前原・筑前深江発着列車はJR九州・福岡市地下鉄の双方の車両が使用される。ただし、臨時列車・または両社の所属車両の走行距離を均等とするための調整による定期列車の代走として、福岡市地下鉄の車両が唐津駅まで入線することもある。唐津・西唐津発着の列車には快速列車もあるが、地下鉄線内は各駅に停車する。
箱崎線直通列車
箱崎線列車の半数程度(おおむね毎時4本)が空港線に乗り入れており[4][7]、朝夕は貝塚 - 中洲川端 - 姪浜間で、昼間は貝塚 - 中洲川端 - 西新間で運行される[7]

姪浜行き初電・姪浜発終電のみ博多駅が始発・終着となる[4][8][9]

車両

自局車両

テンプレート:Gallery

乗り入れ車両

JR九州車に限り車内トイレが設置されている。2008年3月に東京地下鉄千代田線小田急電鉄60000形電車「MSE」が営業運転を開始するまでは、日本の地下鉄でトイレ設置車両が走る唯一の路線であった[10]

テンプレート:Gallery

歴史

  • 1981年(昭和56年)7月26日:1号線 室見 - 天神間が開業。
  • 1982年(昭和57年)4月20日:天神 - 中洲川端間が開業。
  • 1983年(昭和58年)3月22日:姪浜 - 室見間、中洲川端 - 博多(仮)間が開業。国鉄筑肥線と相互直通運転開始。
  • 1984年(昭和59年)1月20日:地下鉄としては日本国内初となるワンマン運転を開始。
  • 1985年(昭和60年)3月3日:博多(仮) - 博多間が開業。博多駅の本駅が完成。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、直通先が九州旅客鉄道(JR九州)となる。
  • 1993年(平成5年)3月3日:博多 - 福岡空港間が開業。空港線の愛称がつく。
  • 2002年(平成14年)3月23日終電繰り下げ(福岡空港発23:29→0:00)、筑肥線との福岡市交通局の車両の相互直通区間を筑前深江駅まで延長。
  • 2004年(平成16年)3月13日:姪浜駅での供用開始により、ホームドアの全駅設置が完了。
  • 2009年(平成21年)3月7日:ICカードはやかけん、全駅で導入。
  • 2014年(平成26年)以降:七隈線・箱崎線に続き、当路線でも駅業務の民間委託を順次開始(予定)。ただし、職員育成の観点から、姪浜・天神・博多の3駅は直営駅のまま存続する[11]

駅一覧

  • 全駅福岡県福岡市に所在。
  • 貝塚管区駅の所管である中洲川端駅を除く全駅が直営駅である。
  • 筑肥線快速は空港線内各駅に停車。
  • シンボルマークの由来は駅記事を参照。
  • 駅ナンバリングは、2011年3月上旬までに順次導入。
駅番号 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 シンボルマーク 所在地
K01 姪浜駅 - 0.0 九州旅客鉄道筑肥線
唐津線西唐津駅まで直通運転。福岡市交通局の列車は筑前深江駅まで)
ヨット 西区
K02 室見駅 1.5 1.5   室見川の流れ 早良区
K03 藤崎駅 0.8 2.3   フジの花
K04 西新駅 1.1 3.4   「N」を図案化した鉛筆・ペン
K05 唐人町駅 1.2 4.6   唐草模様の壺 中央区
K06 大濠公園駅 0.8 5.4   桜の花
K07 赤坂駅 1.1 6.5   「ア」を図案化したランナー
K08 天神駅 0.8 7.3 福岡市地下鉄テンプレート:Color七隈線天神南駅 天神地下街を経由して乗り換え)
西日本鉄道天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅
梅の花(天神を表す)
K09
H01
中洲川端駅 0.8 8.1 福岡市地下鉄:テンプレート:Color箱崎線(姪浜方面から直通あり) 「中」と「川」の図案化 博多区
K10 祇園駅 1.0 9.1   博多祇園山笠の若者
K11 博多駅 0.7 9.8 九州旅客鉄道:九州新幹線鹿児島本線篠栗線福北ゆたか線
西日本旅客鉄道山陽新幹線博多南線
博多献上模様
K12 東比恵駅 1.2 11.0   「ひ」を図案化した壺
K13 福岡空港駅 2.1 13.1   飛行機と空
  • 定期券売り場は姪浜、西新、天神、博多の各駅にある。はやかけんでの定期券は全駅設置の券売機で購入可能であるが、クレジットカードは上記の定期券売り場でしか使用できない。

連絡運輸規程

以上の詳細は福岡市高速鉄道連絡運輸規程[13]を参照。

連絡運輸関係以外の割引制度などについては「福岡市交通局#運賃」または公式サイトを参照。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

  • 都営地下鉄浅草線成田国際空港東京国際空港へ直通しているが、京成電鉄ならびに京浜急行電鉄の路線を経由して乗り入れている。
  • この場合は、通常運転士として勤務している職員が運転業務を行う職員とは別に乗務して車掌業務を行っている。なお、福岡市交通局に職制としての車掌は存在しない。すなわち、車掌業務を専門に担当する職員は居ない。
  • http://www.mitsubishielectric.co.jp/area/installations/kyusyu/kyusyu03.html
  • 4.0 4.1 4.2 テンプレート:PDFlink - 福岡市交通局
  • 5.0 5.1 5.2 福岡空港駅時刻表(姪浜・唐津方面 平日) - 福岡市交通局
  • 中洲川端駅時刻表(姪浜・唐津方面 平日) - 福岡市交通局
  • 7.0 7.1 貝塚駅時刻表(姪浜・唐津方面 平日) - 福岡市交通局
  • 博多駅時刻表(姪浜・唐津方面 平日) - 福岡市交通局
  • 姪浜駅時刻表(福岡空港・貝塚方面 平日) - 福岡市交通局
  • 通勤型車両としては、現在でも唯一の路線。
  • テンプレート:PDFlink - 福岡市交通局公式ウェブサイト、2013年9月28日閲覧。
  • SUGOCA利用規則|ICカード乗車券取扱規則
  • 福岡市高速鉄道連絡運輸規程(福岡市役所内)