国友やすゆき

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テンプレート:Sidebar with collapsible lists 国友 やすゆき(くにとも やすゆき、1953年1月1日 - )は、日本漫画家福岡県遠賀郡出身。早稲田大学卒業。

人物

早稲田大学漫画研究会出身。在学中の1974年、『増刊少年ジャンプ』(集英社)に掲載の『最後の少年野球』でデビュー。手塚賞の佳作を受賞。暫く少年誌に執筆した後、活躍の場を主に青年誌に移す。

漫画アクション』(双葉社)で連載した『JUNK BOY』は500万部を超えるヒットとなり、1987年にOVA作品としてマッドハウス制作でアニメ化されている。また『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載した『100億の男』は、緒形直人主演により関西テレビ制作でドラマ化され、国友の代表作となった。さらに『幸せの時間』も、田中美奈子主演により東海テレビ制作でドラマ化され、フジテレビ系列昼の帯ドラマで放送されたが、過激な性表現が問題視された。

特徴

登場人物が真正面を向いている絵が少なく、西原理恵子からは柳沢きみお三田紀房と共に「首寝違え三人衆」というあだ名をつけられた。

ストーリー上の特徴として、「打ち切り決定による物語の急展開」が挙げられる。サブキャラクターが突如として主人公に大きな影響を与える行動に出たり、突然、特異な才能を発揮し出して物語が急展開し、物語が無事収束するといったものである(『明日を信じて』『カネが泣いている』等)。

作品リスト

その他の活動

宇宙戦艦ヤマト 復活篇』にキャラクターデザインとして参加している。

関連人物

脚注

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  1. 西原理恵子の人生画力対決(第5回)での本人の発言より http://big-3.jp/bigsuperior/column/zinseigaryokutaiketu/090812/index.html
  2. 週刊ポスト2011年1月14/21日合併号特集早大漫研物語のインタビュー