和光富士見バイパス

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第1期整備区間の終点-埼玉県道79号朝霞蕨線との交点「新盛橋東交差点」(朝霞市上内間木

和光富士見バイパス(わこうふじみバイパス)は、埼玉県和光市の松ノ木島交差点(東京外環自動車道 和光北IC)から埼玉県富士見市の下南畑交差点(富士見川越バイパス)までの国道254号バイパス道路。全線完成見込時期は、2017年平成29年)度[1]

概要

1971年から1980年にかけて、国道254号(川越街道)の混雑緩和のために都市計画道路(川越志木線、志木朝霞線、志木和光線)として計画された。当初、地上国道部4車線高架部4車線(自動車専用道路)の計8車線として計画されたため、道路計画幅は36〜42mにも及び、富士見川越バイパスの本道との接続部は中央分離帯が非常に広く取られている。しかし、立ち退きを強いられる志木市宗岡地内での住民の反対運動により工事着工が大幅に遅れたことや、社会・経済情勢の変化により2006年度に事業の見直しを行い、将来交通量の推定結果から原則として完成4車線として建設が進められることが決定したため、自動車専用道路部の建設は事実上撤回となった。反対運動のある志木市内のルートについては市街地内を通過することから平面・高架・地下の3つの案を検討していたが、アンケート調査や意見募集で平面案への支持が多数だった事、平面構造の建設コストが最も安価である事などを勘案した結果、平面構造とすることが決定された。

整備状況

  • 第1期整備区間(松ノ木島交差点 - 埼玉県道79号朝霞蕨線)2,560m
    • 松ノ木島交差点 - 台交差点までの区間が暫定2車線で開通済(1992年)だが、現在も完成4車線に向け整備中。
    • 2010年4月24日16時、台交差点 - 埼玉県道79号朝霞蕨線(新盛橋東交差点)までの区間が、暫定2車線(完成4車線)で供用開始[2]新河岸川を渡るための「朝霞大橋」も開通と同時に供用開始された。朝霞大橋は、将来下り専用(2車線)になるものを、暫定的に上り・下りの両方向(片側1車線)として供用中。上り専用の橋梁は別途建設予定。
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道路建設予定地に立てられた標。(「No.○○」の数字は、浦和所沢バイパスとの交点からの距離。【例】「No.91」は910m)
  • 第2期整備区間(埼玉県道79号朝霞蕨線 新盛橋東交差点 - 富士見市下南畑)4,290m
    • 2008年2月28日に平面4車線で建設する事を発表し、用地の取得を進めている。2011年10月現在の用地収得率は約75%。完成見込時期は2017年度[1]
    • 東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線との交差方式は、2010年10月現在正式決定していない。
    • 2012年9月末現在の用地収得率は約77%(富士見市100%、志木市約80%、朝霞市約69%)である。
  • 東京側に延伸して埼玉県内の埼玉県道88号和光インター線に接続する構想がある[3]

路線データ

  • 全長 6.85km
  • 起点 埼玉県和光市新倉(松ノ木島=国道298号交点)
  • 終点 埼玉県富士見市下南畑(下南畑=国道463号交点)
  • 道路幅員(第1期整備区間)
    • 一般部 36.0m
    • 橋梁部 11.9m(暫定2車線では下りのみ整備)
  • 車線数 暫定2車線(完成4車線)
  • 車線幅員 3.25m
  • 全体事業費 600億円

歴史

  • 1976年6月:富士見市、志木市で都市計画決定。
  • 1980年3月:朝霞市、和光市で都市計画決定。
  • 1984年度:道路改築事業に着手。
  • 1992年度:和光市起点部(東京外かく環状道路)- 台交差点間640mを暫定2車線で供用開始。
  • 1994年度:第1期整備区間(起点 - 県道79号朝霞蕨線)を定め、重点整備を推進。
  • 2001年度:越戸川を渡河する新東和橋が完成。
  • 2004年度:朝霞大橋の下部工に着手。新東和橋から県道79号朝霞蕨線までの道路築造工事に着手。
  • 2006年度:第2期整備区間の説明会開催。路線測量・地質調査等を実施。
  • 2007年度:朝霞大橋の下部工が完成、上部工に着手。
  • 2008年度:朝霞大橋の上部工が完成、取付道路及び台交差点の築造工事に着手。
  • 2009年度:舗装及び道路付属物設置工事に着手。
  • 2010年4月24日:台交差点 - 県道79号朝霞蕨線(新盛橋東交差点)までの区間を暫定2車線で供用開始。
  • 2012年度:未開通の第2期整備区間(志木市下宗岡1丁目)にモデル道路を建設。第2期整備区間の土地取得率が77%であることを発表[4]
  • 2017年度:全線完成予定。

交通量

  • 新盛橋東交差点南側:7,114 台/12時間(うち大型車2,652 台/12時間)[5]

第一期整備区間の開通に伴い、松ノ木島交差点 - 新盛橋東交差点間の通過時間が開通前の平均約16分から平均約6分となり、約10分短縮された。また、バイパスルートへの転換に伴い、県道79号朝霞蕨線花の木交差点の渋滞も解消されている。

通過市町村

交差する道路・鉄道・河川

交差する道路 最高速度
(km/h)
交差点名 所在地
国道298号東京外環自動車道和光北IC 50 松ノ木島 和光市
(内間木通り) 朝霞市
新河岸川 朝霞大橋
埼玉県道79号朝霞蕨線 新盛橋東
JR武蔵野線
(宮戸橋通り) 志木市
埼玉県道40号さいたま東村山線
埼玉県道36号保谷志木線
国道254号国道463号浦和所沢バイパス
国道254号(富士見川越バイパス
下南畑 富士見市

沿線施設

  • 荒川右岸終末処理場
  • 朝霞市立第九小学校
  • 朝霞市クリーンセンター(清掃工場
  • 内間木公園
  • 下の宮氷川神社
  • 志木市立宗岡第二中学校
  • 志木市立宗岡第三小学校
  • 志木市立ばんば保育園
  • せせらぎの小径
  • 志木宗岡団地
  • 志木市民総合センター
  • 埼玉県富士見中継ポンプ場

接続するバイパスの位置関係

(東京方面)和光富士見バイパス - 富士見川越バイパス(松本方面)

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:国道254号

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  1. 1.0 1.1 用地担当、埼玉県土整備部朝霞県土整備事務所 、2011年10月1日
  2. 国道254号和光富士見バイパス(第一期整備区間)が開通、埼玉県県土整備部、2010年3月23日
  3. 一般国道254号和光川越間バイパスの東京外かく環状道路より先の延伸ルートの実現埼玉県議会 一般質問(平成23年12月定例会)
  4. 埼玉県議会平成24年9月定例会 一般質問、2012年10月19日
  5. 国道254号和光富士見バイパス(第一期整備区間)開通後の効果について、埼玉県県土整備部、2010年8月24日