十日市町停留場

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テンプレート:駅情報 十日市町停留場(とうかいちまちていりゅうじょう、通称:十日市町電停)は、広島市中区十日市町一丁目にある広島電鉄路面電車停留場

構造

この電停は広島電鉄本線横川線が分岐する乗換え電停であり、相生通りと寺町通りが交わる十日市交差点の北・南・東の三方向を相互に結ぶデルタ線が設けられた場所に位置している(本線が南と東、横川線が北)。

2003年の7号線開業にむけて改良・移転工事が行なわれ、デルタ線の三方向(紙屋町方面・横川駅方面・西広島方面)それぞれが交差点を通過してから停留場に入るように移設され、あわせてホームの全長にわたって屋根が取り付けられた。安全地帯は、3・5連接車両が停車する長さがある。

南側(土橋停留場寄り)に渡り線があり、貸切、8月6日広島平和記念式典の臨時便、江波車庫~荒手車庫間の回送便などが折り返す。

運行系統

東行きホーム 2号線6号線 広島駅ゆき
3号線 広島港ゆき 朝時間帯のみ
3号線 宇品二丁目ゆき
0号線7号線 広電前ゆき
9号線 白島ゆき
0号線 日赤病院前ゆき
南行きホーム 2号線 広電宮島口ゆき
2号線3号線 広電西広島ゆき
6号線8号線9号線 江波ゆき
北行きホーム 7号線8号線 横川駅ゆき

利用状況

  • 十日市町停留場の1日平均の乗降人数は5,648人である。(平成11年度)

周辺

ファイル:Hiroden Tokaichi machi 01.JPG
十日市町停留場本線土橋方面ホームとポイント切り替えのための操車塔(現在は使用されていない)

電車のポイントを切り替えるクラシカルな操車塔がある。現在、ポイントは自動化されており、普段は無人となっているが、一部のポイント操作設備が設置されている。

歴史

  • 1917年大正6年)11月1日 - 横川線左官町(現在の本川町) - 横川(現在の横川駅)間が開業した際に開業。
  • 1944年昭和19年)6月10日 - 休止
  • 1944年(昭和19年)12月26日 - 営業再開。江波線開業に伴い、堺町経由の路線から現在の十日市町 - 土橋間へ路線切り替えが行われる。左官町 - 十日市町 - 土橋間が本線に編入。
  • 1971年(昭和46年)5月6日 - 7号線(横川駅 - 広島駅)廃止。のちに横川駅方面 - 紙屋町方面の短絡線が撤去される。
  • 2002年平成14年)8月10日 - 短絡線が復活。この年の太田川花火大会開催時に横川駅 - 日赤病院前間で臨時便が試験運行(7号線の先行運行)される[1]
  • 2003年4月20日 - 7号線(横川駅 - 広電本社前)が行き先を変えて復活。
  • 2013年2月15日 - 9号線(江波 - 白島)が延伸開業。

関連項目

テンプレート:広島電鉄本線 テンプレート:広島電鉄横川線