丹波町

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テンプレート:Infobox 丹波町(たんばちょう)は、京都府の中部、兵庫県との県境にあった丹波高地にある山と緑に囲まれた静かな町。古くは山陰街道の宿場町として栄えた。

2005年10月11日周辺2町と合併し京丹波町となった。

地理

由良川水系の支流である高屋(たかや)川・須知(しゅうち)川などが流れており、田園風景が広がる。丹波町付近が由良川水系と淀川水系の分水界となっている。竹野(たけの)地域は南部に位置し、観音峠(国道9号)などにより園部町と道路でつながっている。須知地域は中部の南に位置し、町役場や「丹波マーケス」などの中心施設が建ち並んでいる。高原(たかはら)地域は中部の北に位置し、特に農作物の栽培が盛んである。下山(しもやま)地域は北部に位置し、高屋川の河岸段丘を形成している。

須知商店街付近には、山陰街道の宿場町として栄えた面影が残っている。国道9号沿いの「丹波マーケス」は大型の複合商業施設であり、スーパーマーケットなどが出店しており、多くの買い物客でにぎわう。

隣接している自治体

歴史

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により船井郡に以下の2村が発足。
    • 高原村 ← 富田村、実勢村、豊田村、下山村
    • 須知村 ← 須知村、市森村、上野村、蒲生村、曽根村、院内村、森村、塩田谷村、安井村
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 須知町と高原村が合併、丹波町が誕生。
  • 2004年(平成16年)
    • 2月27日 - 町内の農場でトリインフルエンザの感染の疑い例が発生。これを受けて同日、高病原性鳥インフルエンザ丹波町対策本部を設置。
    • 2月29日 - トリインフルエンザの陽性反応を確認。
    • 3月5日 - 別の農場で新たな感染を確認。
    • 3月22日 - 全ての防疫措置が完了。
  • 2004年4月1日 - 丹波町・瑞穂町和知町合併協議会設立。
  • 2005年10月11日 - 上記3町が合併し、京丹波町が発足。

行政

  • 横山義雄(1994年から)

経済

産業

  • 主な産業は、農業(稲作、酪農が中心)と林業
  • 特産物は、丹波黒豆、丹波マツタケ、丹波栗などが有名。

姉妹都市・提携都市

国内

海外

  • ホークスベリー市(オーストラリア、ニューサウスウエールズ州)
    姉妹都市

地域

教育

高等学校

  • 京都府立須知高等学校

中学校

  • 丹波町立蒲生野中学校

小学校

  • 丹波町立丹波ひかり小学校
  • 丹波町立竹野小学校
  • 丹波町立下山小学校

交通

鉄道

道路

高速道路

一般国道

主要地方道

一般府道

路線バス

  • JRバス(国道9号沿い)
  • 京都交通バス(国道9号・国道27号)など

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

関連項目

外部リンク