丸の内駅 (愛知県)

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丸の内駅(まるのうちえき)は、愛知県名古屋市中区丸の内二丁目にある、名古屋市営地下鉄である。

鶴舞線桜通線が乗り入れる。鶴舞線にはT06、桜通線にはS04駅番号が付与されている。

歴史

駅構造

鶴舞線は伏見通国道22号国道19号)の下を南北に、桜通線は桜通愛知県道68号名古屋津島線国道19号)の下を東西に走り、駅はその交点である日銀前交差点付近に位置している。テンプレート:要出典範囲、両線のホームはそれぞれ離れた場所に位置し、乗り換えには5分ほどの時間を要する。また改札内の乗り換え連絡通路にはエレベーターが設置されていない。

両線ともに島式ホーム1面2線を有する地下駅で、いずれも有効長は20m車8両編成分である。桜通線のホームには可動式ホーム柵が設置されており、青色のアクセントカラーが配されている。なお、同ホームは地上から約24mの深さに設置されており、名古屋市営地下鉄では最も深い位置にある駅である。

両線の間には連絡線が設置されており、桜通線(西方向行き)の駅東側にて本線の南側にある側線からスイッチバックする線形をとり、鶴舞線(南方向行き)の駅南側とを結んでいる[1]。桜通線の車両は検査(月検査以上)や整備の際、この連絡線を経由して日進工場へ回送される(日常検査は徳重車庫で行う)。また、両線の駅を結ぶ連絡通路のうち、改札外連絡通路はこの連絡線の直上を沿うように設けられており、線路と同じ緩やかなカーブとなっている。

また、この連絡線から鶴舞線ホームをはさんだ反対側にあたる北側(赤池方面行列車が鶴舞線ホームに入る直前)には、構想されていた7号線と接続するためトンネルの分岐が用意されており[2]、保線用の資材置き場として利用されている。

桜通線ホームにはコンビニエンスストアサークルK)が出店している。

のりば
ホーム 路線 行先
1 鶴舞線 赤池豊田市方面
2 鶴舞線 上小田井犬山方面
3 桜通線 今池野並徳重方面
4 桜通線 名古屋中村区役所方面

配線図

テンプレート:駅配線図

利用状況

利用客数は、鶴舞線の駅の中では伏見駅・上前津駅・八事駅に次ぎ4番目に多く、桜通線の駅の中では名古屋駅・久屋大通駅・今池駅に次いで4番目に多い(2010年度までは5番目であったが、野並駅 - 徳重駅間が延伸開業した翌年度である2011年度以降は野並駅の利用客が減少したため順位が繰り上がった)。

以下は、乗り換え人員は含まない。

年度別乗車人員[3]
年度 鶴舞線乗車人員(人/日) 桜通線乗車人員(人/日) 乗車人員合計(人/日)
2004年(平成16年) 5,960 9,226 15,186
2005年(平成17年) 6,289 9,106 15,305
2006年(平成18年) 6,656 9,161 15,817
2007年(平成19年) 6,761 9,565 16,326
2008年(平成20年) 6,800 8,944 15,774
2009年(平成21年) 6,275 8,517 14,792
2010年(平成22年) 6,414 8,502 14,916
2011年(平成23年) 5,705 9,133 14,838

駅周辺

ファイル:Nagoya Nichiginmae crossing.jpg
駅直上の十字路(日銀前交差点)。四方とも歩道橋で結ばれている。

周辺はビジネス街となっており、オフィスビルが多く立地する。

名勝・旧跡・道路

公共施設・官公庁など

主な文教施設

  • 名古屋市立丸の内中学校
  • 今井学園 名古屋社会福祉・服飾専門学校
  • 駿台予備学校 名古屋校

主な企業

金融機関など

主な宿泊施設

路線バス

最寄りのバス停名古屋市営バス桜通伏見桜通本町である。地下鉄と並行しているため経由する路線は少ない。

  • 基幹2 : 名古屋駅 - 桜通伏見 - 桜通本町 - 光ヶ丘・猪高車庫
  • 栄13 : 栄 - 桜通本町 - 安井町西

隣の駅

名古屋市営地下鉄
テンプレート:Color鶴舞線
浅間町駅 (T05) - 丸の内駅 (T06) - 伏見駅 (T07)
テンプレート:Color桜通線
国際センター駅 (S03) - 丸の内駅 (S04) - 久屋大通駅 (S05)
※括弧内は駅番号を示す。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 東海テレビスタイルプラス』(2007年10月14日放送)
  2. プロジェクト紀行 地下鉄が変えた街 平成24年4月号 池田 誠一(一般社団法人日本電気協会中部支部発行)
  3. 名古屋市統計年鑑より。