一宮町 (愛知県)

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テンプレート:Infobox 一宮町(いちのみやちょう)は、愛知県南東部、宝飯郡にあった2006年2月1日に、豊川市に編入合併した。通称、三河一宮(みかわいちのみや)。

地理

  • 本宮山(ほんぐうさん) - 標高789m、本茂山のこと。

歴史

  • 1906年明治39年)7月1日 - 宝飯郡桑富村、本茂村が合併、宝飯郡一宮村が発足。
  • 1954年昭和29年)4月1日 - 八名郡大和村を編入。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 八名郡双和村大字金沢を編入。
  • 1961年(昭和36年)4月1日 - 町制施行で宝飯郡一宮町となる。
  • 1973年(昭和48年)1月 - 町民憲章を制定。
  • 2002年平成14年)8月 - 「本宮の湯」開業。
  • 2005年(平成17年)2月27日 - 豊川市との合併の是非を問う住民投票で合併賛成が過半数に。
  • 2005年(平成17年)3月12日 - 豊川市との合併協定書に調印。
  • 2006年(平成18年)2月1日 - 豊川市に編入合併。一宮町の大字は「豊川市xx町」となった。
  • 現在、豊川市の町名として、一宮町が存在する。(旧一宮町大字一宮の区域)

教育

高等学校

中学校

小学校

職業教育

  • 愛知県東三河高等技術専門校
  • 愛知身体障害者職業能力開発校

社会教育

  • 歴史民族資料館
  • 文化会館(合併後は豊川市一宮生涯学習会館に改名)
  • 健康福祉センター(いかまい館)

若返大学

1960年(昭和35年)より、一宮町では、若返大学と称する高齢者の自主運営による生涯教育に力を入れていた。これは、1962年の老人福祉法による老人クラブ活動奨励に先んじた活動で、高齢者福祉の先進例といえる。活動名の若返大学の由来は、発起人の浦野藤一郎(当時県議会議員)の「本学に高齢者あれど老人なし」の理念によった。

産業

本社を置いた主な企業

  • シロキ工業 - 自動車用内装機能部品・車体外装部品、列車用シートの製造・販売
  • UACJ鋼管 - 銅管、チタン管などの製造・販売(1969年3月設立。1985年4月、住友軽金属工業に吸収された。2011年10月に再び分離して住軽伸銅本社となり、2013年に親会社が古河スカイに統合された為に名称変更)
  • トリイパン粉 - パン粉の製造・販売

製造業

商業

観光

  • 砥鹿神社 例祭は毎年5月3日~5月5日
  • 本宮山
  • 牛の滝
  • 本宮の湯
  • ふるさと自然のみちウォーキングセンター
  • 本宮パークカントリークラブ

交通

鉄道

道路

路線バス

  • 豊鉄バス
    • 新豊線:豊橋駅前 - 砥鹿神社前 - 新城車庫前
    • 金沢線[3]:豊橋駅前 - 和田辻 - 金沢 - 江島下

高速バス

出身有名人

脚注

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  1. 豊川市合併後、愛知県立豊川特別支援学校本宮校舎を併設
  2. 1976年に一宮町立大和小学校、一宮町立金沢小学校が合併して発足
  3. 豊川市合併後の2006年9月30日に和田辻 - 江島下間を廃止

関連項目

外部リンク

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