ミリア

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ミリア (myria) は、1935年までメートル法で使われていた、104 = 10000(1万)を表す接頭辞である。記号は my、またはまれに ma、M。

ギリシア語で「一万」という意味の μύριοι (mýrioi) に由来し、英語で「無数の」を意味するミリアッド (myriad) と同じ語源である。

以下のような単位に使われた。

現在は非公式にも使われることはなく、ミリアメートル波(波長 1–10 mym の電波超長波)に名を残す程度である。ただし、ミリアメートルに等しい長さの単位ミル (mil) が、スウェーデンノルウェーで使われている。

歴史

1795年ミリからキロまでの接頭辞に続いて、新たにミリアが導入された(1795年に全て同時に導入されたとも言われる)。

1873年1874年英国科学振興協会 (BAAS) によるCGS単位系に、ミリからキロまで、マイクロメガと共に採用された。

1905年国際度量衡委員会 (CIPM) はミリアの記号を M に決定した。しかしこれは、メガの記号と衝突していた。

1935年、CIPMはメガの採用を決め、ミリアを廃止した。またこれにより、(初期メートル法のように10のごとではなく)1000の冪ごとに接頭辞をそろえようとする方向性が明確になった。

1960年の第11回国際度量衡総会 (CGPM) によるSIにも採用されなかった。

1982年アメリカ合衆国は、1866年の法律により認めていたミリアメートルとミリアグラムを廃止した。

関連項目

SI接頭辞
接頭辞 記号 漢数字表記(命数法) 十進数表記 語源
1024 ヨタ (yotta) Y 一[[じょ|テンプレート:JIS2004フォント]] 1 000 000 000 000 000 000 000 000 イタリア語「8」
1021 ゼタ (zetta) Z テンプレート:01 000 000 000 000 000 000 000 イタリア語「7」
1018 エクサ (exa) E テンプレート:01 000 000 000 000 000 000 ギリシャ語「6」
1015 ペタ (peta) P テンプレート:01 000 000 000 000 000 ギリシャ語「5」
1012 テラ (tera) T テンプレート:01 000 000 000 000 ギリシャ語「怪物」
109 ギガ (giga) G テンプレート:01 000 000 000 ギリシャ語「巨人」
106 メガ (mega) M テンプレート:01 000 000 ギリシャ語「大きい」
103 キロ (kilo) k テンプレート:01 000 ギリシャ語「1000」
102 ヘクト (hecto) h テンプレート:0100 ギリシャ語「100」
101 デカ (deca, deka) da テンプレート:010 ギリシャ語「10」
100 テンプレート:N/A テンプレート:N/A テンプレート:01 テンプレート:N/A
10-1 デシ (deci) d テンプレート:00.1 ラテン語「0.1 (10)」
10-2 センチ (centi) c テンプレート:00.01 ラテン語「100」
10-3 ミリ (milli) m テンプレート:00.001 ラテン語「1000」
10-6 マイクロ (micro) µ テンプレート:00.000 001 ギリシャ語「小さい」
10-9 ナノ (nano) n テンプレート:00.000 000 001 ギリシャ語「小人」
10-12 ピコ (pico) p テンプレート:00.000 000 000 001 イタリア語「小さい」
10-15 フェムト (femto) f 須臾 テンプレート:00.000 000 000 000 001 デンマーク語・ノルウェー語「15」
10-18 アト (atto) a 刹那 テンプレート:00.000 000 000 000 000 001 デンマーク語・ノルウェー語「18」
10-21 ゼプト (zepto) z 清浄 テンプレート:00.000 000 000 000 000 000 001 ギリシャ語「7」
10-24 ヨクト (yocto) y 涅槃寂静 テンプレート:00.000 000 000 000 000 000 000 001 ギリシャ語「8」

外部リンク