ミズナギドリ目

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ミズナギドリ目(ミズナギドリもく、水薙鳥目、学名 テンプレート:Sname)は、現生鳥類の一である。

巧みに飛翔する海鳥グループである。始新世中期ルテシアンに登場し、現在も繁栄している。

特徴

分布

世界中の海域(南極海を含む)に生息する。

形態

に沿って筒状に伸びる鼻孔を持つ。この特長により古くから他の目と区別されてきた。

生態

高い飛翔能力をもち、外洋域で生活する。

繁殖期には離島などにコロニーを作ってヒナを育てるが、それ以外の多くの時を洋上で過ごす。

そのため、人の観察が及ばず、生態がよく分かっていない種も多い。

いずれの種も少産長寿であり、1度に1つのしか産まず、平均寿命は15~25年と非常に長い。

水分は海水から摂り、の上にある鼻腺という器官を用いて余分な塩分を排出する。

系統と分類

系統樹テンプレート:En[1]より。

テンプレート:Clade

ミズナギドリ目は、別の形で高度に適応した海鳥であるペンギン目姉妹群である。これらは、海鳥や一部の渉禽類からなる系統である テンプレート:En に含まれる。

ミズナギドリ目は伝統的に4科に分けられてきた。しかしウミツバメ科のウミツバメ亜科とアシナガウミツバメ亜科はおそらく別系統で、これらを別科に分離する説もある。また、モグリウミツバメ科は側系統のミズナギドリ科に内包される可能性があり、ミズナギドリ科に含める説もある[2][3]

歴史

古くは テンプレート:En などにより、現在のミズナギドリ目全体がミズナギドリ科とされた。その後、テンプレート:Enウミツバメ科 テンプレート:Sname を分離したのに始まり、さまざまな2–4科に分けられたが、テンプレート:En で現在とほぼ同じ科分類となった。

テンプレート:En はミズナギドリ科(現在のミズナギドリ目)をカモメ科 テンプレート:Snameカイツブリ科 テンプレート:Snameウミスズメ科 テンプレート:Sname と共に テンプレート:Sname に分類した。しかし テンプレート:En は独立した テンプレート:Sname とし、テンプレート:En がミズナギドリ目 テンプレート:Sname と命名した。

テンプレート:En はモグリウミツバメ科をウミスズメ目 テンプレート:Sname(他にウミスズメ科・アビ科)に移し、ミズナギドリ目・ペンギン目・ウミスズメ目を テンプレート:Sname 上目にまとめた[4]

[[シブリー・アールキスト鳥類分類|テンプレート:En]] はミズナギドリ目を廃し、現在の テンプレート:En 全体を拡大したコウノトリ目に含めた。現在のミズナギドリ目はミズナギドリ科1科とされ、グンカンドリ科(現在はカツオドリ目)・ペンギン科アビ科と共にミズナギドリ上科に分類された。彼らのミズナギドリ科(現在のミズナギドリ目)はアホウドリ亜科 テンプレート:Sname(アホウドリ科)・ミズナギドリ亜科 テンプレート:Sname(ミズナギドリ科+モグリウミツバメ科)・ウミツバメ亜科 テンプレート:Sname(ウミツバメ科)の3亜科に分けられた。

アホウドリ科 テンプレート:Sname
非常に大型の海鳥で、細く長い翼をもつ。最大種のワタリアホウドリ翼開長が約3.0–3.2mと長い。アホウドリマユグロアホウドリなど。
ミズナギドリ科 テンプレート:Sname
中型の海鳥。南半球から北半球へと長距離の渡りをする種が多い。オオミズナギドリフルマカモメなど。
モグリウミツバメ科 テンプレート:Sname
南半球にのみ生息する小型の海鳥。翼を使って水中を泳ぐ。
ウミツバメ科 テンプレート:Sname
小型の海鳥。アシナガウミツバメコシジロウミツバメなど。

出典

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:現生鳥類テンプレート:Link GA

  1. テンプレート:Cite
  2. テンプレート:Cite
  3. テンプレート:Cite
  4. テンプレート:Cite - 1972年までの分類史は主にこの文献による