ホテル小田急
株式会社ホテル小田急(ホテルおだきゅう)は、東京都新宿区にあるホテル運営会社である。小田急グループのフラグシップホテルであるハイアットリージェンシー東京を営業する小田急電鉄傘下の運営会社である。2007年(平成19年)7月1日に株式会社小田急ホテルズアンドリゾーツと合併した。
ハイアット リージェンシー 東京
テンプレート:See also 1980年(昭和55年)、新宿副都心に開業した。初め小田急ホテルセンチュリー(センチュリー (CENTURY) は小田急のホテルブランド名)として計画されたが、ハイアットとの提携が成立し、小田急ホテルセンチュリーハイアットリージェンシーの仮称で開業準備が進められた。しかし、名称が長すぎるとの懸念から、開業前に小田急とリージェンシーの語句を省くことになり、ホテルセンチュリーハイアットの名称で開業した。その後、名称をセンチュリーハイアット東京に変更、さらに2007年(平成19年)10月1日にハイアットリージェンシー東京に改称した。
高さ120m、地上28階・地下3階の超高層ビルで、隣接する新宿第一生命ビルとツインタワーとして建設された。また、京王プラザホテル、ヒルトン東京といった高級ホテルも近接している。
「石の文化」をコンセプトに設計され、ロビーの床には大理石モザイクが用いられている。また、2階から8階まで吹き抜けになったロビーの天井からは、1基5,000万円(1980年の価格)のチェコ・スロバキア製クリスタルの巨大なシャンデリアが3基設置されている。
開業時から、フランスのミシュラン三ツ星の著名シェフであるジャン&ピエール・トロワグロ兄弟と提携し、その技術指導により27階でフレンチレストラン「シュノンソー」を営業していたが、2006年(平成18年)に店舗を1階に移し店名を「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」に改称した。2007年(平成19年)に発行されたミシュランガイド東京版では当店は二ツ星を獲得したが、世界中のハイアット系列ホテル内レストランでミシュランの二ツ星を獲得しているのは、2007年(平成19年)現在、当店のみである。なお、ミッシェル・トロワグロは、ピエール・トロワグロの息子で、フランス本店の現在のオーナーシェフである。
- 2004年度(平成16年度)より5年計画で設備更新工事およびそれに伴うリニューアル工事を実施し、2009年(平成21年)6月に完了。
- 小田急グループがミス・インターナショナルの冠スポンサーを行っていた期間は、各国ミスの宿舎としても提供された。
- 1983年(昭和58年)に放映のTBS系ドラマ「誰かが私を愛してる」では、舞台となる「ホテル・クレメント」として、当ホテルが撮影に使用された。
関連項目
他の小田急グループホテル
- ホテル小田急静岡 - ホテルセンチュリー静岡
- 小田急リゾーツ - 相模大野・本厚木・元箱根・奥湯本・仙石原
- 小田急ホテルセンチュリーサザンタワー
- グランドホテル神奈中 - 平塚・秦野でホテル経営
- ホテルとざん - 小田原・大雄山
- 箱根プレザント