ヘルファイヤー

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ヘルファイヤー(HELLFIRE)は、東亜プラン初の横スクロールシューティングゲーム。1989年発表。アーケードゲーム

概要

達人』に引き続きSFを題材にしたシューティングゲームである。他の横スクロールシューティングゲームと同様に各面で違った舞台が展開され、東亜プランならではのグラフィックが独特の世界観を表現している。

パズルのような敵の配置が特徴的で、ショットの方向を切り替え、敵のいる方向に合わせて撃つ事によって攻略ができるようになっている。

雑魚敵が硬いのがこのゲームを難しくしている要因のひとつで、一度やられると復帰するのが難しい。

バージョンは一人交互プレイと二人同時プレイ可能の2種類があり、ミス後の仕様は前者は戻り復活、後者は単独でもその場復活のため難易度が前者より比較的低め。

上村建也が作曲したBGMはノリが良くて、人気がある。

ゲームシステム

8方向レバーと2ボタンで自機「ヘルファイヤー」を操作する。一方のボタンはショットボタンで、敵や特定の地形を撃つ。もう一つのボタンでショットの撃つ方向をプレイ中好きな時に4通り選べる。

前方(右)のみ(赤)→後方(左)のみ(黄)→上下2方向(緑)→斜め4方向(青)→前方のみ…

とボタンを押すごとに変わる。

アイテム

特定の敵や地形などを破壊すると出現し、取得すると下記のような効果が得られる。

P - ショットがパワーアップする。ショット(初期状態)→ミサイル→レーザーの順に変化する。
   レーザーはショットが単発になる(前方と後方のみ2連射できる)が、威力が高く敵を貫通する。

S - 自機の移動がスピードアップする。4個で最高速になる。

B - ボーナス得点。

1UP - 残機が1増える。

移植

一人プレイ専用。ボムと同じ用途の横に長いビーム「ハイパーカノン」や敵の攻撃を1回だけ防ぐ「シールド」、敵に体当たりしたり敵弾を防御したりして自機をサポートする「オプション」が追加されるなど、遊びやすくアレンジされている。一部の敵と背景のグラフィック、敵の攻撃方法などがアーケード版から変更されている。メガドライブ2で起動させると、BGMが極端に遅くなる誤作動が出る。
二人同時プレイが可能。BGMがCD-ROMの特性を活かしたアレンジ曲となっていて、アーケード版やメガドライブ版には無かったボス戦の曲が追加されている。また、北爪宏幸キャラクターデザイン、アートミック制作のアニメ調のビジュアルシーンがソフトの起動後やゲームスタートのオープニング、ゲームのステージクリアの後に流れる。ゲームの変更として敵の攻撃や地形の衝突を2回防ぐことができる「シールド」が追加されている。

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