ナイナイサイズ!

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組ナイナイサイズ!』(ないないさいず!)は、2000年10月7日から2007年9月29日まで日本テレビ系列で毎週土曜23:30 - 23:55(JST時差ネット局あり)に放送されていたトークバラエティ番組である。司会ナインティナイン岡村隆史矢部浩之)。

概要

基本的にロケとトークで構成される番組。

毎週スタジオに1組、もしくは2組のゲストを招いてナイナイとトークをした後、岡村・矢部がそれぞれ単独で行ったロケーション企画のVTRを放送する。スタジオはVTR中もワイプで映し出されるほか、VTRが終わった後も締めのトーク部分が挿入される。まれに岡村・矢部2人でのロケ企画や、トークなしで全編ロケの場合もある。

岡村・矢部は週替わりでロケに出る。そのためスタッフは「岡村班」「矢部班」と分かれている。「ロケ回数は同じはずなのになぜか数えてみると俺のほうが多い」と岡村はたまに愚痴ることがあった。

スタジオトークの展開によってはVTRを放送せず、トークのみを放送することもある(初めてスタジオトークのみの放送になったのは西川きよし。その他石原慎太郎新庄剛志井川遥笑福亭鶴瓶アントニオ猪木ドランクドラゴンロンドンブーツ1号2号沢尻エリカなど)。ちなみにさまぁ〜ずがゲストの回は、当初はVTRを流す予定だったがトークが盛り上がってしまい急遽トークのみになった。

スタジオ収録は1回あたり1時間30分ほどである。一部の地域を除き、年末には「ナイナイサイズ!豪華ゲスト未公開SP!」も放送されていた。

放送開始から2002年頃までは、ゲストとナイナイが交換日記をつけ、それをナイナイが読むコーナーがエンディングに放送されていた(このコーナーで配達人を演じていた高橋郁男プロデューサー(通称おっちゃん)は、現在もときおりロケVTRに出演している)。

また三菱・ミニキャブトラックを改造した移動販売車で、岡村がハンバーガーや豆腐料理を作り、街頭で販売する“岡村移動販売企画”などのコーナーもあった。(これは当時、冠スポンサーとなっている花王[1][2]とともに、三菱自動車がメインスポンサーだったことからの企画である。同社は一連の不祥事でスポンサーを撤退。後枠にKDDIポケットバンクが加わった。2007年4月よりこの2社は降板し、アコム三井住友銀行が加わった。)

2005年4月から9月まではルノー・ジャポンがスポンサーだった関係で、番組セットにルノー車のミニカーが飾られていた。

2005年10月から2006年9月まではゲストトークの冒頭で「サイジング」が行われた。ゲストに簡単な質問をいくつか出してYES・NOで答えてもらい、深層心理を分析するコーナー(2006年5月は休止)。2006年10月6日に選りすぐった面白心理テスト26問をまとめた「サイジングBOOK」が発売された。

放送終了後、CS放送の日テレプラスで再放送されている。

シリーズ企画

岡村ロケ

  • 岡村移動販売企画
  • おっか村
  • 岡村引越しセンター
  • 岡村ファーストキス
  • 隠れ家BAR探し
  • もっともっと遠くへ行きたい
  • 大人の修学旅行
  • 岡村杯○○選手権

矢部ロケ

  • 矢部歩き!
  • 恋の矢部会
  • 矢部っち日本一をいろいろ見てみたい!
  • ラブドライバー矢部っち

テーマ曲

スタッフ

  • 構成:小野高義、田中直人、カニリカ、近藤祐次、宮下勇二
  • 技術:ヌーベルフォース(前・ヌーベルバーグ)、VSQ
  • 美術プロデューサー : 小野寺一幸
  • 美術デザイン:栗原純二、渡辺俊太
  • スタイリスト:F.I.J
  • メイク:白水徹哉
  • VTR編集:中西雅照
  • MA:島崎敏晴
  • 音効:森山顕仁
  • タイトルデザイン:teevee graphics,inc.Dairy Fresh
  • TK(タイムキーパー):石島加奈子
  • PR:高木明子、笹木奈緒美
  • 商品提供:伊勢丹百貨店
  • 商品コーディネート:Decorer.Inc
  • データ放送:新津沙央理
  • デスク:本郷直
  • ディレクター:前田直彦、長嶺望、上利竜太、諏訪一三、塩入修、波多野俊介、磯田裕介、武田治
  • 演出:伊藤慎一、宮下仁志、海野裕二、落合仁
  • プロデューサー:坪倉大輔、高家宏明、高橋郁男、鈴木希巳江
  • チーフプロデューサー:松崎聡男
  • 協力:日本テレビアート読売映像ムラサキスポーツ
  • 制作協力:吉本興業SION(旧:TV-SION)、ビアーズ
  • 製作著作:日テレ(2003年6月までは「日本テレビ」表記)

過去のスタッフ

  • 美術デザイン:星野充紀
  • PR:一杉早智→内田直美
  • AP(アシスタントプロデューサー):野田義人
  • ディレクター:高橋雄康、中本訓彦
  • プロデューサー:糸井聖一
  • チーフプロデューサー:桜田和之安岡喜郎

時差ネット局

脚注

  1. 発掘!あるある大事典のデータ捏造問題により2007年1月に降板。
  2. 一時期、表示上1社提供となっていたが、他企業もCMを提供表示無し(パーティシペーション)で放送していたため、完全な1社提供ではなかった。後番組の「週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー」も花王筆頭による複数スポンサーの協賛が続いていたが、2012年4月からコマーシャルを含め花王の完全単独提供に移行している

外部リンク

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