セドリック・ディゴリー

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セドリック・ディゴリー(Cedric Diggory)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。

登場巻

3巻4巻5巻(名前のみ)

人物

エイモス・ディゴリーの息子で、ホグワーツ魔法魔術学校ハッフルパフ寮に所属する、ハリー・ポッターより2学年上の生徒。ハッフルパフでは監督生を務めていた。

瞳の色は灰色。背が高くハンサムである。性格は温和で思慮深い。寡黙で劣等生の印象が強いハッフルパフであることから、フレッド・ウィーズリーから「二つの言葉をつなげる頭もない(=だから無口なのだ)」と揶揄されたこともある。

3巻ではクィディッチ寮代表チームのシーカーとキャプテンを兼任し、グリフィンドール代表チームとの試合では勝利を収めた。しかし、これはハリーが吸魂鬼のせいで箒から落ちたためだったと知ると試合のやり直しを望むなど、フェアプレーを尊ぶ生徒だった。4巻ではハリー、ビクトール・クラムフラー・デラクールと共に「三大魔法学校対抗試合」の代表選手となった。ハリーは彼がクリスマス・ダンスパーティーでチョウ・チャンをパートナーにしたことから彼に嫉妬心を抱くが、セドリックは常にハリーに好意的だった。 第三の課題でハリーと同時に優勝杯に触れたが、優勝杯はバーテミウス・クラウチ・ジュニアの手で「移動キー」に変えられており、ハリーと共にリトル・ハングルトンに飛ばされ、そこでヴォルデモートの側にいたピーター・ペティグリューが放った「死の呪文」によって殺された。その後、ハリーとヴォルデモートとの決闘において霊魂の状態で一時的に現れ、ハリーに自分の亡骸を持ち帰るよう依頼し、ハリーはこれに応えた。

セドリックの死は、その後のハリーのトラウマの一つとなり、彼の死によりハリーはセストラルが見えるようになる。

映画・ゲーム

炎のゴブレット』『不死鳥の騎士団』に登場。ロバート・パティンソンが演じた。日本語版の吹き替えは日野聡が担当した。

ゲームでの声優は野島健児が担当した。

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