チョウ・チャン

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チョウ・チャン(Cho Chang)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。

登場巻

3巻4巻5巻6巻7巻

人物

ホグワーツ魔法魔術学校レイブンクロー寮に所属する、ハリー・ポッターより1学年上の生徒。

艶やかな黒髪の美少女で、名前から華人など東洋人であると推察される。性格は真面目で思慮深い。なお、英語名は英語圏と同様に名-姓の順番であり、中国語版での表記は張秋テンプレート:繁体字テンプレート:簡体字テンプレート:ピン音、粤語:Jeung1 Chau1)として姓-名の順に書かれている。逆に、中国語版ウィキペディアなどで英語順に書かれる場合は秋・張と書かれている。

寮対抗クィディッチ試合ではレイブンクロー代表チームのシーカーを務めているが、怪我をしていたこともあり、ハリーは3年生の時に初めて彼女と顔を合わせた。この時、ハリーは「緊張とは別の意味で胃が震えた」らしく、チョウに一目惚れしたと思われる。

4巻ではハリーはチョウに夢中になっており、クリスマス・ダンスパーティーでも彼女をパートナーに誘ったが、セドリック・ディゴリーが先に誘っていた為に断られた。ハリーはその後セドリックに嫉妬するようになるが、セドリックは4巻終盤、ピーター・ペティグリューに殺されてしまう。

5巻ではチョウがダンブルドア軍団に参加するなど、最初こそ2人の関係は良好だったが、チョウはハリーがハーマイオニー・グレンジャーと親しくしているのが気に入らず、更にチョウの友人がダンブルドア軍団のことをドローレス・アンブリッジに密告した為に2人は決裂する。その後、チョウは寮対抗クィデッチ試合のレイブンクロー代表チームメンバー、マイケル・コーナーと付き合うようになった。もっとも7巻でハリーに対して「熱い視線」を投げかけるなど、彼に対して多少の未練があったような描写もなされている。

なおでの飛行能力が高い反面、武装解除術を上手く使いこなせないなど、魔法の腕はあまり優秀とは言いがたい面がある(ちなみに彼女の守護霊は白鳥である)。

7巻での最終決戦(ホグワーツの戦い)では、ネビルの伝言により自ら戦いに参加した。

卒業後は、マグルと結婚したとローリングが語っている[1]

映画

炎のゴブレット』から登場。ケイティ・リューングが演じていた。日本語版の吹き替えは川庄美雪が担当した。

不死鳥の騎士団』では、ダンブルドア軍団のことを密告した生徒がチョウに変更されていた(アンブリッジの命令でセブルス・スネイプがチョウに真実薬を使い、アンブリッジに報告した)。それが原因で、チョウはハリーと別れることになった。テンプレート:ハリー・ポッターシリーズ

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