キリスト教青年会

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キリスト教青年会(キリストきょう せいねんかい、Young Men's Christian Association; YMCA)は、キリスト教主義に立ち、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野の事業を展開する非営利公益団体である。

概要

1844年に、ジョージ・ウィリアムズ教派を異にする12名のキリスト教青年によって、イギリスロンドンで、キリスト者に限らず青年層に対する啓蒙および生活改善事業のための奉仕組織として創立された。

また、1855年には、アンリ・デュナンによってパリYMCA世界同盟が結成された。

活動理念の根幹にキリスト教精神を据えているが、ボランティアおよびプログラムの参加者の信仰を規定してはいない。

現在、120以上の国で活動しており、各地のYMCAは本部・支部の関係ではなく独立した組織であり、それらが国内同盟、世界同盟に加盟する組織形態を持つ。

日本

テンプレート:Infobox 組織 公益財団法人日本YMCA同盟(にほんワイエムシーエーどうめい、テンプレート:Lang-en)は、児童の育成(チャイルドケア)、青少年の育成(オルタネイティブ教育)、発達障がい児支援、国際ボランティアなどの事業を通じて、青少年育成および世界各国のYMCAと連帯して国際協力促進の活動をしている公益法人公益法人制度改革に伴い、2012年公益財団法人に移行認定となった。

概要

1880年明治13年)5月8日、青年牧師有志により日本で最初のYMCAとして東京YMCAが発足した[1][2]。その際、初代会長に就任した小崎弘道が、Young Menに「青年」の訳を充てYoung Men's Christian Associationを「基督教青年会」と訳出した。これが「青年」という語の発祥とされる。

現在、日本YMCA同盟には、全国34都市にある「都市YMCA」、および、36の大学高校にある「学生YMCA」が加盟している。

沿革

第2次世界大戦終結。元名誉主事がGHQ顧問として来日。北米YMCA同盟、世界YMCA同盟との関係修復
  • 1947年(昭和22年) - 第2次世界大戦後初の世界YMCA同盟総会エジンバラで開催、日本参加できず
宗教団体法の廃止(1945年12月28日廃止)に伴い、日本基督教団からYMCAが独立
  • 1957年(昭和32年)- 東京YMCA女性会員に会員総会構成員としての資格、常議員の選挙権および被選挙権を付与
  • 1961年(昭和36年)- 全国共同募金開始。日学生YMCAの正式交流が始まる
  • 1977年(昭和52年)- 第1回日本YMCA大会開催。「日本YMCA綱領」制定。
  • 1979年(昭和54年)- 第1回世界YMCA大都市会議、東京で開催
  • 1980年(昭和55年)- 中国YMCAとの交流再開
  • 1981年(昭和56年)- 日米YMCA二国間連絡協議会はじまる
  • 1988年(昭和63年)- 学生YMCA結成100周年記念集会
  • 1989年平成元年)- 日YMCA連絡委員会はじまる
  • 2002年(平成14年)- 大阪YMCAが単位制・通信制高校を開校
  • 2006年(平成18年)- 文部科学省より特定公益増進法人認定
  • 2012年(平成24年)- 文部科学省より公益財団法人認定

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:日本キリスト教協議会

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  1. 沿革財団法人 日本YMCA同盟)
  2. 東京YMCA歴史130年