カリフォルニア大学ロサンゼルス校

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テンプレート:Infobox カリフォルニア大学ロサンゼルス校テンプレート:Lang-en)は、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に本部を置くアメリカ合衆国州立大学である。1919年に設置された。

カリフォルニア大学システムの中でバークレー校に次ぐ歴史を持ち、カリフォルニア州の大学で学生数が最も多い総合州立大学。大学の略称UCLA。5つの学部 (School) と7つの専門大学院 (Professional School) から構成され、2012年現在、約4千人の職員と約3万7千人の学生が在籍している。アメリカ合衆国を代表する教育・研究拠点であり、世界有数の名門大学として世界的に高い知名度を持つ。また、スポーツ分野でもNCAA(全米大学スポーツ連合)で過去最多の優勝を獲得するなどしており、プロ・スポーツ選手の輩出も多い。1998年以来、学部課程では全米最多の入学出願者数を誇り、学生の出身地は全米50州、世界100カ国以上に及んでいる。校是は "Fiat lux"(そこに光あれ/Let There Be Light)。

概観

ファイル:Royce facade, cropped.jpg
ロイス・ホール前景

アメリカ合衆国を代表する教育・研究拠点であり、世界有数の名門大学として世界的に高い知名度を持つ。2008年時点で卒業生・関係者のノーベル賞受賞数は10回。学部課程への出願数では例年全米最多で、2008年度秋学期には4000人の定員に対し55401人が出願した。学部課程・第1学年への合格率は米国人が約20パーセント、留学生が約15パーセントであった。合格者の平均GPA (Weighted) は4.34、SAT (Reasoning/Subject) の平均スコアが2100/728・676点。US News、Princeton Review、Barron's発表のランキング全てで入学難易度は最難度の"Most Selective"。UCLAはパブリック・アイビー (私立の8名門大学群アイビー・リーグに対して、米国名門公立大学群を称したもの) の内のひとつに数えられている。

沿革

略歴

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(以下、UCLAとする)の起源は1881年3月に、南部カリフォルニア地域における教員養成を目的としてカリフォルニア州議会によって設立された California State Normal Schoolの分校に遡る。1882年8月にThe State Normal School at Los Angelesとして正式に開校し、教員の研修を目的とした小学校が付属する、南部カリフォルニア地域での中心的な教育機関となる。1887年にはLos Angeles State Normal Schoolと改称され施設規模、学生数共により規模の大きなものとなる。1914年にハリウッド地区、バーモント通りに全施設が移設され、教育施設、教育内容充実のために南部カリフォルニア州選出の議会代表員の請願を経て、1919年5月、カリフォルニア大学南部分校として2年制の教養課程を有した大学校へと昇格した。同校は同年の9月に開校し、初年度には1500人の学生が同校の教養課程へ入学した。1925年には100人の女子学生、25人の男子学生に文学士号が授与され、同校初の学士が誕生した。1927年に、分校から大学へと格上げされ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (University of California at Los Angeles) へと改称される。 (1951年にatがカンマ (,) に置き換えられ現在の校名 (University of California, Los Angeles) となる。)

同年、改称と共に現在の大学所在地ウェスト・ウッドに400エーカーの土地を州政府が購入、パウエル・ライブラリーやロイス・ホール等の施設が建設され、大学としての諸整備が行われる。1929年に新たなキャンパスでの授業が開始され、5,500人が学部生として入学する。1933年には卒業生、所属教授、事務関係者、地域関係者からの強い要請に呼応する形で、修士課程が設置され修士号授与許可が下り、36年にはバークレー校の反対を押し切る形で、博士課程を設置、博士号の授与を始めるものの、以前のカリフォルニア大学の一分校としてのイメージが世間には色濃く残っており、大学当局はそうしたイメージを払拭すべく、1951年に独自に学長を置きバークレー校から完全に独立した大学運営を確立しようとする。バークレー校はUCLAの独立した大学運営を快く思わず、大学当局の対立は激化する。しかし1960年に学長に選出されたフランクリン・マーフィーの開明的な運営改革が功を奏し、バークレー校からは完全に独立した大学運営を確立する事に成功する。

この時のフランクリン・マーフィーの改革に対する苦心、UCLAの大学運営完全独立への熱い思いは、以下の回顧に見て取れる。

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ランキング

主要世界大学ランキング

2012年度THE世界大学ランキング[1]

  • 総合:第13位 [2]
  • 社会科学分野:第8位 [3]
  • 人文科学分野:第14位 [4]
  • 生物科学分野:第10位 [5]
  • 医学分野:第9位 [6]
  • 自然科学分野:第9位 [7]
  • 情報科学/工学分野:第8位 [8]

その他世界大学ランキング

  • 上海交通電気大学ランキング:第13位(2011-12年)[9]
  • QS世界大学ランキング:第34位(2011-12年)[10]
  • NEWSWEEK世界大学ランキング:第12位(2006年)[11]

US NEWS大学ランキング

2012年度US NEWS大学学部課程ランキング[12]

  • 全米大学総合ランキング:第25位[13]
  • 全米州立大学ランキング:第2位[14]

2012年度US NEWS大学院ランキング[15]

  • 経済学:第14位[16]
  • 歴史学:第9位[17]
  • 政治学:第11位[18]
  • 心理学:第3位[19]
  • 社会学:第9位[20]
  • 英語学:第10位[21]
  • 物理学:第19位[22]
  • 化学:第16位[23]
  • 生物学:第24位[24]
  • 工学:第16位[25]
  • 数学:第8位[26]
  • 医科大学院:第13位[27]
  • 法科大学院:第15位[28]
  • 経営学大学院:第15位[29]
  • 教育学大学院:第6位[30]

その他ランキング

入学

ファイル:Dodd Hall.jpg
ドッド・ホール

秋学期新一年入学者統計

  2008 2007 2006 2005
出願者数 (人) 55,397 50,732 47,317 42,232
合格者数 (人) 12,579 11,860 12,189 11,361
合格率 (%) 22.70 23.38 25.76 26.90

2008年秋学期より1年生としてUCLAに入学する学生の平均加重GPA (Weighted GPA) は4.34 (通常GPAは4.00満点だが、大学レベルの授業や優秀者選抜クラスの授業をとる事で4.00を超えるGPAをとることが可能) 、通常GPAは3.85 (4.00満点) 、SAT (Reasoning) の平均スコアは2001点 (2400点満点) 。

UCLAはプリンストン・レヴュー誌及びバロンズ教育誌による入学難易度指標で"Most Selective"を与えられている。2008年度秋学期への出願者数は55,397人に上り、1998年度以来全米中で出願者数は最多である。2008-09年度には12,579人に入学許可が下り、合格率は22.7%であった。入学者の9割以上を占めるカリフォルニア州民の合格率は22.1%。2005年度から2008年度の間に出願者は13165人、31%も増加しておりこの間の合格率は4.2%下がった。

編入学

他の米国の大学同様、編入学は盛んである。例年UCLAでは、5400程度を編入枠として用意している。2008年度秋学期には15,231人が出願し、5,455人に合格許可が下りた。合格率は35.82%で、合格者の平均GPAは3.62となっている。合格者の91%がカリフォルニア州内のコミュニティー・カレッジ出身者となっている。一年生入学と同様、例年出願者数は増加傾向にあり、2005-2008年度の間に出願者は1,910人増加し、14.3% (対2005年度比) の増加となった。合格率も前年比で4.45%下がった。 (2007年度合格率:40.27%/2008年度合格率:35.82%)。

非州民生の入学

州立大学であるため明確な入学優先順位が存在し、カリフォルニア州民学生の入学が最優先となる。その為、州外生、外国籍学生の入学はカリフォルニア州民よりも厳しいものとなり、必然的にカリフォルニア州民学生よりも高いテスト成績、GPA、課外活動歴等が必要となる。州外、外国籍学生はカリフォルニア州民学生よりも高いGPA (平均合格GPAよりも0.2-0.3程度高いGPA) が必要とされる。

編入学に関しても、大学側の公式見解としては「入学前の学校がカリフォルニア州内の高校・大学であり、学生が入学前に2年間以上カリフォルニア州に滞在していた場合、カリフォルニア州民と同様に審査が行われる」とされ、入学審査の中での優先順位はないとされているが、実際には州民優先の入学選考が行われていることは、一部AO関係者の発言や大学が公表している編入生に関するデータから明らかである。

キャンパス

ファイル:Anderson School of Managemnt UCLA.jpg
アンダーソン・スクール・オブ・マネージメント (ビジネス・スクール)

キャンパス内施設

UCLAが現在のウェストウッドの地に移設された際には、4つの施設しか存在しなかったが、現在では419エーカーの敷地内に163の施設が存在する。キャンパスは、ロサンゼルス市の西部、ウェストウッド商業地区の北部、有名なサンセット大通りの南部に位置し、ブレントウッド、ビバリーヒルズ、ベル・エアー等の高級住宅街に隣接する。

移設時に建設された4施設は、地元の建築設計事務所Allison & Allisonによって設計され、ロマネスク様式で統一されていた。1950年までに建設された施設は同様式で統一されていたが、建築設計事務所・設計者がWelton Becketに変わったことから、ミニマリズムがベースの建物がキャンパス拡張と共に多くなった。キャンパスは北部と南部にわかれていて、移設時に大学施設の中心であった北部キャンパスにはロマネスク様式の建物が多く存在し、人文科学、社会科学、芸術系学部、法科大学院、ビジネス・スクール関連施設が存在する。南部キャンパスは生命科学、物理化学、数学、心理学部の施設そしてUCLAメディカル・センターをはじめとする健康科学関連の施設が存在する。キャンパス内の施設が常に改築や建設中の状態にあり、学生間では「Under Construction Like Always(UCLA:いつも工事中)」と揶揄(やゆ)されている。

大学のキャンパス内には芝生、銅像庭園、噴水、博物館等が多く点在し、良質の学習・研究環境を提供している。その美しい景観から観光名所として世界各国からの訪問が多くあり、学生による観光客向けのキャンパス・ツアーも実施されている。ハリウッドに近いという地理的理由から、映画の撮影に使われることも多い。UCLAのキャンパスで撮影された主な映画は「エリン・ブロコビッチ」、「アメリカン・パイ2」、「オールド・スクール」、「キューティ・ブロンド」(ハーバード・ロー・スクールが舞台だが撮影場所はUCLA)等がある。韓国ドラマ、ラブストーリー・イン・ハーバードでもUCLAの施設が撮影に利用された。

UCLAのカフェテリアは味、種類の両面でとても評価が高く、不評なことが多い大学のカフェテリアには珍しく学生の満足度も高い。カフェテリアでは世界各国の料理が楽しむことができ、様々な学生の要求にこたえられるように、いろいろな工夫が施されている。一例として、菜食主義者、非菜食主義者どちらも満足の行く食事ができるよう菜食主義者用の食事と非菜食主義者の2種類が用意されている。また、昼食の際の広大なキャンパス間の移動の手間を省くため昼食用にセルフ・サービスでサンドイッチを作るコーナーも用意されている。また、大学生協にあたるUCLAストアの2階にはTSUNAMIという日本食(主に寿司)と日本製のゲーム機を提供する一画が、また、Rieber Hallの後方にある小規模の売店Hilltopにもアボカド入りの寿司やいなり寿司が売られているなど、日本人にとって比較的住みやすい環境だと言えよう。

学部・研究科

ファイル:UCLA-Wilson Plaza.jpg
ウィルソンプラザ

UCLAには学部課程に5つの学部 (School) 、研究課程に7つの専門大学院がある。また、健康科学研究機関としてこれら関係分野に4つの専門大学院が付設されている。2008年現在、学部課程に25000人、研究過程(大学院)に11000人の学生が在籍している。学部課程、研究過程に在籍する学生の大半が下記の教養学部 (The College of Letters and Science) に所属している。

1923年に創設されて以来、UCLAの中心的学部となっている教養学部 (The College of Letters and Science) には34の学科があり、129の学部課程専攻分野で900人の教授が教鞭をとっている。教養学部で提供されるプログラムは下記の5分野に大別される:

  • 人文科学 (Humanities)
  • 社会科学 (Social Sciences)
  • 生命科学 (Life Sciences)
  • 物理科学 (Physical Sciences)
  • 国際機関 (The International Institution)

なお、外国人向けの語学教育や社会人向けの資格取得コースを中心に提供するエクステンション(公開市民講座)機関(UCLA Extension)もあり、多くの日本人が短期及び長期で留学している。ただ、上記エクステンション・プログラムはUCLAの外部一組織であり、各正規学位取得プログラムとはまったく関係がない。

図書館

UCLAの図書館群には800万冊以上の蔵書があり、その蔵書数は全米中の全ての教育・研究機関中11位にランクされる。学内最古の図書館であるユニバーシティー・ライブラリー(通称パウエル図書館)は1884年に建設され、パウエル図書館の名前は1944年に図書館長に任命されたローレンス・パウエルに因んで名付けられた。1973年に図書館長に任命されたページ・アッカーマンは、UCLA級の巨大図書館の館長に任命された全米初の女性となった。現在の図書館長は、2003年8月に着任したゲーリー・ストロング。

UCLAのシンボルであり、図書館群の中心的存在であるパウエル図書館は、学生の勉強の場として幅広く利用されている。定期試験期間中には開館時間が延長され、24時間の利用が可能である。試験期間中は学生が図書館に泊り込み勉強する姿が多く見られる。法科大学院図書館とは異なり、パウエル図書館への入館に際して特別な制限はない。(深夜の入館・利用にはID(Bruin Card)が必要)

医療研究機関

UCLAにはデイヴィッド・ゲフィン医科大学院 (David Geffen School of Medicine) をはじめとする4つの健康科学分野の専門大学院が付設されている。各大学院共に全米トップクラスの研究・教育実績を誇り、米国のみならず世界的な医療研究の拠点となっている。2005年には、カリフォルニア州政府によってUCLA内に新たに幹細胞研究機関を設置する5カ年計画が発表され、この分野でも、世界的研究拠点になることが期待されている。主要な研究機関の一つであるカリフォルニア・ナノシステム研究所 (The California NanoSystems Institute) はナノテクノロジー分野での先駆的研究を目標として、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の協力の下共同設置された[34]

UCLAメディカル・センターはサンタモニカ市内とロサンゼルス市内に主要医療施設を有し、ハーバーUCLAメディカル・センター (Harbor-UCLA Medical Center) ,オリーブ・ヴューUCLAメディカル・センターそして西海岸最大の非営利私立病院、セダーズ・サイナイ・メディカル・センターにて医療教育を行っている。1981年にUCLAのメディカル・センターの准教授、マイケル・ゴットリーブが世界で初めて、後にAIDSと命名され世界中に知られることとなる症状を診断し世界にその名をとどろかせた。UCLAはPETスキャンによる脳機能研究でも先駆的研究機関として知られる。

2012年のUSニューズ&ワールド・レポート誌によるランキング (Best Hospitals 2012) では、UCLAメディカル・センターは西海岸で最良の医療研究機関とされ、ジョンズ・ホプキンス大学付属病院メイヨー・クリニックなどに次ぐ全米第5位と高い評価を得ている[35]

UCLAの医科大学院は全米でも最難関の医科大学院の一つして知られ、2007年度の合格率は4.5%であった。

経済的影響

UCLAのロサンゼルス市・地域に与える経済的影響は大きく、ロサンゼルス郡ではロサンゼルス郡、LAUSD (ロサンゼルス公立学校連盟) 、連邦政府に次いで4番目に大きい雇用機関であり、地域規模では7番目に位置する。2005年-2006年度には36億円の運営予算が給付され、内17.4%がカリフォルニア州政府から支出されている。

UCLAブランド

ファイル:UCLA hoodie.jpg
UCLAブランドのフード付きパーカー

UCLAブランドの衣服やアクセサリーは国外でも広く販売されており、人気を博している。これはUCLAの学問・スポーツ両分野での名声、そして自由や一年中を通して降り注ぐ日差しに代表されるような南カリフォルニアのライフ・スタイルを強く喚起する、というのが理由とされる。日本では1970年台にUCLAブームが起こり、UCLAのロゴの入ったトレーナーやTシャツなどの製品を身に付ける人が増えた。そのため、他のアメリカの大学に比べて日本におけるUCLAの知名度が高まる結果となった。UCLAブランド製品に対する高い人気は東アジアでのUCLAブランド・ストアの拡大に繋がり、1980年より、15店のUCLAストアが韓国で、43店が中国本土で営業している。メキシコ、シンガポール、ヨーロッパにも支店が開店しており、商標・ブランド管理部門のマネージャーであるシンディー・ホルムスの発表によるとUCLAブランドへ、海外から支払われるライセンス料は年間40万ドルに上ると言う。特に売り上げのほとんどは北東アジアで、日本でのUCLAグッズの売り上げはUCLAグッズの海外における売り上げの約25%に達する。

学生・生活

ファイル:Janss Steps, Royce Hall in background, UCLA.jpg
ジャンス階段とロイス・ホール後景
学生の人種構成, 2007[36]
(カッコ内は全学生数に占める割合)
学部課程 研究課程
アフリカ系米国人 865人 (3.3%) 438人 (3.8%)
アジア系米国人 9,968人 (38%) 2,253人 (20%)
ヒスパニック or チカーノ 3,812人 (15%) 974人 (8.4%)
ネイティブ・アメリカン 108人 (0.4%) 63人 (0.5%)
欧州系米国人(白人) 8,861人 (34%) 4,643人 (40%)
外国籍学生
(永住権取得者も含む) 
1075人 (4.1%) 1695人 (15%)
合計 25,928人 11,548人

州立大学であるため、同校学生の大部分がカリフォルニア州民である。2001年-2005年の入学者統計では平均して92.6%の学生がカリフォルニア州民となっている。しかし、他州出身者も多く在籍し出身州は米国全50州に渡り、外国籍学生の出身国も世界100カ国に上る。Institute of International Education が発表した調査によると、2007年度には4704人の外国籍学生が同校に在籍しており、この数は全米第8位であった。[37]。また州立大学のため、州民と州外生では学費が異なり、州外生に求められる学費は年間約2万5000ドルとなっている。(慢性的なカリフォルニア州財政悪化のため、年々学費は増加傾向にある。)

UCLAの名物・伝統的な行事の一つにアンディ・ラン (Undie Run) がある。これは1950年代に学生間で自然発生的に始まった行事で期末テスト終了後、ストレス発散のために下着だけを身に着けて叫びながらキャンパス内を走り抜けるイベントである。

ハリウッドに近いと言う地理的な要因から、キャンパスに隣接するウェストウッドでは映画のプレミアム試写会が頻繁に行われる。レッドカーペットの上を歩くハリウッドスターたちを間近で見ることができることは、UCLA生の特典と言えよう。

期末試験後に、下着姿でキャンパスを駆け回る「Undie Run」というイベントが恒例として開催される[1]

スポーツ

カレッジ・スポーツ分野でのUCLAの活躍は学問分野における活躍と同様に目覚しく、全米中で各チームが強豪として知られる。UCLAのマスコットはブルーインズと呼ばれる熊で、チーム・カラーは"True Blue"と呼ばれる青と金 (このカラーは全カリフォルニア大学システムの大学に共通) 。パシフィック12カンファレンス に属する。

UCLA男子フットボール・チームは、パサデナ市内のローズボウルを活動本拠地として有し、男子・女子バスケットボール・チーム、バレーボール・チーム、女子体操チームはキャンパス内施設、ポーリー・パビリオンを活動拠点としている。その他にもUCLAは男子・女子クロス・カントリー、サッカー、漕艇、ゴルフ、テニス、水球チームを有する。

大学マスコットは熊 (Bruins) のジョーとジョセフィーンで公式応援歌は "Sons of Westwood"、 "Mighty Bruins"、校歌は "Hail to the Hills of Westwood" とされている。公式応援歌である "Mighty Bruins" は1984年に発表され、同年の対スタンフォード戦より応援歌として使用されている。歌詞は卒業生・在校生より募集され、2人の在校生の詞が採用された。作曲はアカデミー音楽賞受賞者である、ビル・コンティが担当し、先述の対スタンフォード戦でのお披露目ではコンティ自身が指揮した。

先述の通り、UCLAの各チームは全国的強豪として知られ、これまでの全米大学選手権での優勝数は123回に上る。この優勝数の内NCAA (全米大学体育協会) 優勝数は102回で、この数は全米大学チーム中最多である。2008年には女子・水球チームが全米選手権において、昨年に続いて優勝し、史上最多の優勝数である101回目の優勝を飾った。

数あるUCLAスポーツ・チームの中でも男子バスケット・チームの活躍は目覚しく、UCLAのカレッジ・スポーツを代表するチームと言っても過言ではない。UCLAのスポーツ史を振り返る際に忘れてはならない人物が、UCLAバスケットボール黄金時代を築き、20世紀最高の指導者とうたわれたジョン・ウッデンコーチである。彼がUCLAで指導した13年間で、UCLA男子バスケットボール・チームは10回の全米優勝を飾り、内1964年から1975年 (66年、74年を除く) までの連続7回の優勝は、伝説とまで言われている。また、1971-1974年には前人未到の88回の連続優勝記録を打ちたて、UCLA男子バスケットボール・チームの名を不動のものとした。NBA史上最高のセンターと言われ、マジック・ジョンソンと共にLAレイカーズ黄金期を築いたカリーム・アブドゥル・ジャバーは当時のチーム在籍者である。

UCLAは1928年のアムステルダムオリンピック以来、夏季オリンピックへは毎大会選手を送り続けており、参加した全オリンピックにてメダルを獲得している。2004年アテネオリンピックでは全米で最多となる56人の選手を送り込み、合計19のメダルを獲得した。2008年夏季北京オリンピックへも少なくとも34人のUCLA在籍生、卒業生が参加すると同校は公表している[38]

またUCLAのカレッジ・スポーツにおいて切っても切れない存在がUSC(南カリフォルニア大学)とのライバル関係である。両校は同じロサンゼルス市内、同じカンファレンスに属し、過去数々の名勝負を繰り広げてきた。NCAAでの全米優勝回数ランキングにでも、1位のUCLAに次ぐ優勝回数をUSCは誇り、UCLA最良のライバルとされる。このライバル関係はカレッジ・スポーツの枠を超えた、オリンピック選手輩出数でも見られ、メダル獲得数がUCLA、213個、USC、234個と接戦を繰り広げる。

UCLA国際協定校

前述の通り、UCLAは非常に国際色豊かな教育・研究機関であり、世界各国から留学生を受け入れている。また、協定校プログラムを通して世界各国に学生を送り出しており、2005-6年度には、1966名の同学学生が英国、フランス、スペイン、イタリア、中国など世界各国の大学で就学に励んでおり、その数は全米で第7位となっている[39]。UCLAは留学生数、海外留学派遣数ともにカリフォルニア大学システムの中で唯一全米TOP10内に位置している。

海外協定校

UCLA 日本同窓会 (UCLA Japan Almuni Association)

UCLA卒業生同士の親交、及び同学において習得した知識、学問、経験を社会に還元し、日米関係、国際理解の一層の推進を目標として1975年11月14日に堤猶二 (プリンスホテル副社長 (当時) ) らによりUCLA日本同窓会は発足した。米国の特定の大学卒業生による同窓会としては有数の歴史を誇り、日米両社会における卒業生たちの活躍に支えられ、2005年には30周年を迎え、会員数が1200人を超えるなど発足当時の目標を達成することを念頭に活発に活動を続けている。

同窓会目標は「UCLAで学んだ全ての人達の友情と有意義な人間関係を更に高め、以って良き日本人として積極的に地域社会に尽くすと共に、国際理解の向上と日米の関係の発展に寄与する」である。

歴代同窓会長

  • 初代会長:堤猶二 (実業家/東京テアトル取締役/元プリンスホテル社長:1965年B.A)
  • 第2代会長:林瑞祥 (実業家/ヒューマックシネマ会長)
  • 第3代会長:袖井林二郎 (国際政治学者/法政大学名誉教授:1964年M.A)
  • 第4代会長:中部鉄次郎(実業家/幸新実業社長)
  • 第5代会長:佐治信忠 (実業家/サントリー代表取締役社長:1971年M.B.A)
  • 第6代会長:林瑞祥 (実業家/ヒューマックシネマ会長)
  • 第7代会長:村井勝 (実業家/元コンパックコンピューター日本法人会長)
  • 第8代会長:岡田達雄 (実業家/グローバル・スポーツ・アライアンス常任理事)
  • 第9代会長:黒川清 (医学博士/東京大学名誉教授、政策研究大学院大学政策研究科教授、日本医療政策機構代表理事)

UCLA 日本人学生会 (Japanese Student Association at UCLA)

Japanese Student Association at UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校日本人学生会)はUCLA在学中の日本人学生によって運営されている大学公認の非営利団体である。1981年に創立されて以来、着実に会員数を増やし現在では新旧会員含め、400人の学生・卒業生が登録されている。[41]日本人学生会は「「日本」というアイデンティティー・文化・言語を共有する学生が集まり、様々な交流を通じて学生生活をより活性化させること」を活動趣旨とし、例年、日本人学生間の交流、就職活動サポート、異文化交流、留学生活支援などを目的としたイベントを通年多数開催している。

主な著名人

卒業生

卒業生は幅広い分野で活躍しており、以下一部を紹介する[42]

ノーベル賞受賞者

学会・科学・工学分野

宇宙飛行士

芸術・文学分野

映画・TV分野

政治分野

その他の分野

日本人卒業生

  • 岩田松雄 (実業家/スターバックスコーヒージャパンCEO:1990年M.B.A)
  • 臼井興胤 (実業家/コメダ社長、元セガ社長:1988年M.B.A)
  • 大串博志 (政治家/衆議院議員 (民主党) :1991年M.B.A)
  • 永田寿康 (政治家/元衆議院議員 (民主党) :1995年M.B.A)
  • 斉藤淳 (政治家/衆議院議員 (民主党) :1997年政治学研究科入学)
  • 平智之 (政治家/衆議院議員 (民主党))
  • 野口悠紀雄 (経済学者/一橋大学名誉教授:1968年M.A)
  • 青木正直 (経済学者/UCLA経済学部名誉教授:1960年Ph.D)
  • 佐治信忠 (実業家/サントリー代表取締役社長:1971年M.B.A)
  • 堤猶二 (実業家/東京テアトル取締役/元プリンスホテル社長:1965年B.A)
  • 長瀬文男 (実業家/イマジカ・ロボットホールディングス会長:1983年M.B.A)
  • 林瑞祥 (実業家/ヒューマックシネマ会長)
  • 村井勝 (実業家/コンパック初代会長:1962年M.B.A)
  • 湯浅卓 (外国法弁護士・タレント:1984年LL.M)
  • 田谷禎三 (経済学者/元日本銀行政策委員会審議委員:1973年M.A/1976年Ph.D)
  • 袖井林二郎 (国際政治学者/法政大学名誉教授:1964年M.A)
  • 田中義郎(比較・国際高等教育学者/桜美林大学総長補佐、大学院教授、総合研究機構長、グローバル高等教育研究所長:1985年Ph.D.)
  • 河東泰之 (数学者/東京大学教授:1986年M.S/1989年Ph.D)
  • 多賀利明(経営学者/元ペンシルベニア大学教授:M.B.A)
  • 山崎養世 (経済評論家/元ゴールドマン・サックス投信代表取締役社長:1988年M.B.A)
  • 鄭大均 (社会学者/立教大学教授:1978年M.A)
  • 林滋子 (保健学者/山梨県立看護大学学長)
  • 永久寿夫 (PHP総合研究所常務取締役・国家経営研究本部長:1994年Ph.D)
  • 浅野正彦 (政治学者/拓殖大学政経学部教授:2004年Ph.D)
  • 所澤保孝 (教育学者/関東学院大学人間環境学部教授:1996年Ph.D)
  • 宮田律 (政治学者/静岡県立大学助教授:M.A)
  • 桒山敬己 (文化人類学者/北海道大学教授:1989年Ph.D)
  • 山田礼子 (社会学者/同志社大学社会学部教授:1993年Ph.D)
  • 井上哲浩 (経営学者/慶應義塾大学院経営管理研究科教授:1996年Ph.D)
  • 中谷昇 (実業家/株式会社ジャステック代表取締役社長:2001年M.B.A)
  • 菅原浩志 ( 映画監督)
  • 山本晋吾(国際医療者)
  • 綿貫理明 (情報工学者/専修大学教授:1976年M.S/1981年Ph.D)

著名教員 (過去の在籍者も含む)

ファイル:Dukakis1988rally.jpg
マイケル・デュカキス88年大統領選民主党候補 (UCLA公共政策学部教授)

脚注

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外部リンク

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  22. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-science-schools/physics-rankings
  23. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-science-schools/chemistry-rankings
  24. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-science-schools/biological-sciences-rankings
  25. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-engineering-schools/eng-rankings
  26. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-science-schools/mathematics-rankings
  27. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-medical-schools/research-rankings
  28. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-law-schools/law-rankings
  29. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-business-schools/mba-rankings
  30. http://grad-schools.usnews.rankingsandreviews.com/best-graduate-schools/top-education-schools
  31. http://www.washingtonmonthly.com/features/2007/0709.natlrankings.pdf
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  33. http://www.gallup.com/poll/9109/Harvard-Number-One-University-Eyes-Public.aspx
  34. http://www.today.ucla.edu/2004/041012closeup_senseofplace.html , http://www.cnsi.ucla.edu/staticpages/about-us
  35. http://health.usnews.com/health-news/best-hospitals/articles/2012/07/16/best-hospitals-2012-13-the-honor-roll
  36. テンプレート:Cite web
  37. http://opendoors.iienetwork.org/?p=113743
  38. http://www.magazine.ucla.edu/features/beijing_preview/
  39. http://www.newsroom.ucla.edu/portal/ucla/ucla-one-of-top-schools-for-foreign-40353.aspx
  40. http://www.useoul.edu/news/news0101_view.jsp?idx=128735
  41. http://www.studentgroups.ucla.edu/jsa/about.html
  42. http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_University_of_California%2C_Los_Angeles_people :詳細な卒業生リスト