カリフォルニア大学

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テンプレート:Infobox カリフォルニア大学テンプレート:Lang-en)は、カリフォルニア州オークランド市に本部を置くアメリカ合衆国州立大学である。1877年に設置された。

10大学からなるカリフォルニア大学システム(UC system)はアメリカ合衆国で最大規模の州立大学群であり、カリフォルニア大学バークレー校を旗艦校としている。モットーはラテン語で「fiat lux」(「光あれ」の意味[1])。各キャンパスはそれぞれ独立に運営される別の大学であるため、カリフォルニア大学という大学が単体で存在する訳ではない。

在学者19万1000人以上と存命同窓生134万0000人以上を資金母体とした約49億ドルの運用可能な基金を有している(アメリカ国内で7番目の規模)。

沿革

最初のキャンパス(現在のUCバークレー)は1868年に創立された。最も新しい10番目の大学はマーセド市近郊に2005年の秋に開校した。カリフォルニア州全土に10の大学(バークレー校、デイビス校、サンディエゴ校、サンタ・クルーズ校、サンタ・バーバラ校、ロサンゼルス校、アーバイン校、リバーサイド校、マーセド校)を持ち、世界的にも有名な研究重視の大学群である。サンフランシスコ校は医学系大学院大学であり、同じくサンフランシスコにキャンパスを有しカリフォルニア大学システムとは独立に運営されているヘイスティングス校も法律系大学院大学(ロースクール)であるが、それ以外はそれぞれ総合大学である。図書館の書籍量、各研究機関など、世界でも屈指の規模とレベルを誇る。

構成

カリフォルニア州には、大きくわけて4つの大学システムがあり、一つはこのカリフォルニア大学システム(UC system)、別の州立大学システムであるカリフォルニア州立大学(CSU system)、2年制大学のCommunity College、そしてスタンフォード大学カリフォルニア工科大学南カリフォルニア大学等の私立大学がある。UCが研究重視そして大学院重視であるのに対し、CSUでは各学部教育そして教員養成や職業訓練が主な教育目標である。

学費

公立の大学であり学費は比較的安かったが、カリフォルニア州の財政危機の影響を受け近年では値上がりしてきている。カリフォルニア大学バークレー校の場合、カリフォルニア州民に対しては、学部生では一学期約5610.00米ドル、諸費用込みで7,230.25米ドルである。したがって一年の学費は最低、約14460.5米ドルかかる[2]

UC systemの各大学

評価

カリフォルニア大学群は各種ランキングに於いて、世界トップクラスの大学群として高く評価され、学界、政界、財界での影響力は大きい。

  • USニューズ&ワールド・レポートの「ベスト・カレジーズ 2010」公立大学ランキングでカリフォルニア大学システムの各校が上位を独占している[3]
  • タイムズ・ハイアー・エデュケーションの2010年「世界の大学ランキング」によれば、カリフォルニア大学システムの中、バークレー校が第8位、ロサンゼルス校 (UCLA) が第11位、他にサンタバーバラ校(29位)、サンディエゴ校(32位)、アーバイン校(49位)、デービス校(54位)、サンタクルーズ校(68位)など、7校が世界大学ランキングトップ100以内に位置している[4]
  • アーバイン校は大学院進学率トップで数多くの研究者を出している。

出典・補注

  1. 旧約聖書』「創世記」の「天地創造」の章にある神の言葉。
  2. UC Berkeley
  3. http://colleges.usnews.rankingsandreviews.com/best-colleges/national-top-public
  4. http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2009/results

外部リンク

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