オシンコシンの滝

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テンプレート:Infobox 滝 オシンコシンの滝(オシンコシンのたき)とは、北海道斜里郡斜里町のチャラッセナイ川の河口付近にある

源流は、知床半島の中央部に位置する遠音別岳西側斜面である。日本の滝百選にも選ばれた。名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じた。ちなみに滝がかかる川「チャラッセナイ」の由来は、同じくアイヌ語で「チャラチャラ流れ下る川」から。

特徴

落差があることもさることながら、岩盤の節理面に大きく2つに広がって流れる滝を正面から間近で見ることができるロケーションは相乗効果を生み、訪れる者に感動を与える。知床八景の一つに数えられ、国道334号沿いにあること、滝と駐車場の位置関係が近いことから、観光バスが立ち寄ることも多い。

また、2009年平成21年)までは、滝のそばにある売店周辺に茶色の猫が棲みついており、アイドル的存在となっていた

滝の上方にあるガードレール旧道のものである。法面損傷が発見されて以来、断続的に落石防止工事が行われており、斜里市街方面 - ウトロ方面を通り抜けることはできなくなっている。

周辺の施設

  • 駐車場(乗用車がメイン、大型バスの駐車スペースは数台分。)
  • 公衆トイレ(水洗。総工費1億円かけられたトイレとして知られる。)
  • 売店(自動販売機あり。夜間は閉まっている。)

ギャラリー

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