アンディ・シーツ

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox baseball player アンディ・シーツ（Andrew Mark "Andy" Sheets, 1971年11月19日 - ）は、アメリカ合衆国・ルイジアナ州バトンルージュ出身の元プロ野球選手（内野手）。

現在は阪神タイガース駐米スカウト。

経歴

マリナーズ - デビルレイズ時代

ルイジアナ州立大学からシアトル・マリナーズ、サンディエゴ・パドレス、アナハイム・エンゼルス、ボストン・レッドソックス、タンパベイ・デビルレイズに所属。本職は遊撃手であるが、二塁手や三塁手もこなしていた。

広島時代

テンプレート:Byに広島東洋カープに入団。前年カープの失策数は12球団ワーストと守備が課題であり、その強化として期待された。しかしシーツは華麗なグラブさばきをみせることもあったものの雑なプレーも目立ち、14失策を記録。しかしながら打撃で貢献[1]。退場者2名を出すなどもつれた試合となった6月4日の対読売ジャイアンツ（巨人）戦では初のサヨナラホームランを放つ[2]など長打力も発揮し、開幕当初は2番打者だったが、後半戦からは不振の新井貴浩に代わって4番打者を務めた。

テンプレート:Byオフ、シーツは広島球団に2年総額350万ドル以上の複数年契約を要求したテンプレート:要出典が、広島がこれに応じなかったため自由契約となった。これに対し、阪神がすぐに獲得を表明し、福岡ソフトバンクホークスとの争奪戦の末、2年総額400万ドル＋出来高払いで契約した。阪神は横浜ベイスターズを退団したタイロン・ウッズの獲得を目指していたが、中日ドラゴンズと争奪戦になり、マネーゲームの末中日に敗れていたことがシーツ獲得の背景にあった。

阪神時代

阪神に移籍後は主に一塁手を務め、ショートバウンドの送球処理や一塁のベースカバーに入る投手へのトスの上手さ、また、一塁線への痛烈な打球を処理して併殺を奪うなど、守備面で高く貢献した。2005年から3年連続でゴールデングラブ賞を獲得している。打撃面でも主に3番に座り、テンプレート:By7月26日の対巨人戦（東京ドーム）では自身初の1試合3本の本塁打を放つなど、主力選手としてこの年のチームのリーグ優勝に大きく貢献した。

テンプレート:Byもリーグ2位のシーズン180安打を記録するなどコンスタントに活躍し、オールスターゲームにも選出された。

しかしテンプレート:Byは、開幕から10試合連続安打を放つも、その後深刻な打撃不振に陥り二軍降格も経験。今岡誠の離脱により三塁手でのスタメン出場が多く、今岡の復帰後は再び一塁手に戻った。結局この年は来日後ワーストの成績に終わり、11月、高年俸や高齢を理由に自由契約になった。その後、「愛する阪神タイガース以外でプレーする気はない」と言い、現役を引退。同時に外国人担当打撃コーチ就任も打診されたが、しばらくはアメリカで子どもたちといたいという本人の希望から見送られた。将来的には外国人監督候補にも挙がっているテンプレート:要出典。

引退後

テンプレート:By4月、阪神の駐米スカウトに就任。同年12月、同じく阪神の駐米スカウトであったトーマス・オマリーが契約を解除されたため、シーツが阪神の駐米スカウトとして全権を委任されることとなった。同年オフにコロラド・ロッキーズからマット・マートンを獲得し、これがスカウトとしての初仕事となった。そのマートンは1年目に214安打の日本プロ野球新記録を打ち立て、スカウトとしてのシーツの能力に注目が集まった。

テンプレート:Byの春季キャンプでは、前年までの春季キャンプで外国人選手に指導していたオマリーに代わってチームに帯同した。

プレースタイル

テンプレート:スポーツ選手の出典明記

打撃

広角に打ち分けるシュアな打撃に長打力を秘めたバッティングを見せる中距離打者。四球は少なく三振は多い。全てのシーズンで100を超えている、また併殺打も多かった。

守備

カープ入団前は正確なフィールディングが特徴であり守備を期待されての来日であり[1]、カープに移籍する前のMLBでの3年間は102試合で僅かに3失策だったが[1]、カープでは華麗なグラブさばきをみせることもあったものの雑なプレーも目立ち[1]、2003年は14失策を記録[1]。2004年はセ・リーグ最多、セパ両リーグ最多タイの19失策を記録した[3]。阪神に移籍した2005年からは主に一塁手を務め、一塁手として3度ゴールデングラブ賞を受賞した。

詳細情報

年度別打撃成績

テンプレート:By2 SEA 47 124 110 18 21 8 0 0 29 9 2 0 2 1 10 0 1 41 2 .191 .262 .264 .526
テンプレート:By2 32 110 89 18 22 3 0 4 37 9 2 0 5 1 7 0 0 34 1 .247 .299 .416 .715
テンプレート:By2 SD 88 219 194 31 47 5 3 7 79 29 7 2 2 1 21 3 1 62 4 .242 .318 .407 .725
テンプレート:By2 ANA 87 269 244 22 48 10 0 3 67 29 1 2 6 5 14 0 0 59 6 .197 .236 .275 .510
テンプレート:By2 BOS 12 21 21 1 2 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 3 1 .095 .095 .095 .190
テンプレート:By2 TB 49 174 153 10 30 8 0 1 41 14 2 0 7 2 12 0 0 35 0 .196 .251 .268 .519
テンプレート:By2 41 164 149 18 37 4 0 4 53 22 2 3 1 2 12 0 0 41 1 .248 .301 .356 .656
テンプレート:By2 広島 136 568 514 77 161 32 1 25 270 75 3 4 4 3 43 4 118 6 .313 .369 .525 .894
テンプレート:By2 134 602 542 91 154 31 1 23 256 85 2 2 3 3 52 2 139 8 .284 .347 .472 .819
テンプレート:By2 阪神 137 614 560 98 162 38 1 19 259 85 1 2 1 4 46 2 3 145 15 .289 .344 .463 .807
テンプレート:By2 143 629 580 87 180 31 1 19 270 75 0 0 3 4 42 2 0 120 18 .310 .355 .466 .821
テンプレート:By2 132 544 498 60 121 20 0 9 168 54 0 2 9 2 33 0 2 104 17 .243 .292 .337 .629
MLB：7年 356 1073 960 118 207 38 3 19 308 113 16 7 23 12 76 3 2 275 15 .216 .271 .321 .592
NPB：5年 682 2957 2694 413 778 152 4 95 1223 374 6 10 20 16 216 11 626 64 .289 .342 .454 .796

年度別守備成績

年
度		 一塁 三塁 遊撃
試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2003 - - 136 242 412 14 86 .979
2004 - - 134 213 420 19 90 .971
2005 134 1188 57 8 114 .994 1 0 0 0 0 ---- -
2006 143 1273 82 7 112 .995 4 2 5 0 0 .969 -
2007 104 655 48 7 69 .990 54 35 100 7 8 .951 1 2 1 0 1 1.000

表彰

記録

NPB

背番号

  • 30 （1996年）
  • 12 （1997年）
  • 3 （1998年 - 同年途中）
  • 2 （1998年途中 - 同年終了）
  • 7 （1999年）
  • 18 （2000年）
  • 26 （2001年 - 2002年）
  • 4 （2003年 - 2007年）

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:セントラル・リーグ ゴールデングラブ (一塁手)
  1. ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 「【12月18日】2002年(平14)　悩み解消！？守備の助っ人シーツ　フタを開けてみると…」Sponichi Annex 2014年2月11日閲覧。
  2. ↑ 中国新聞 カープ情報「シーツ、サヨナラ弾　執念G連破、永川2勝目」
  3. ↑ 『ベースボールマガジン 2004年プロ野球総決算号「激動」』ベースボールマガジン社出版 発行日2005年1月1日、99頁、103頁、雑誌07915-1。
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